乗りたかったのは、キブンが乗るクルマ Vol.274
2021.08.19
CAR

多機能バンからライトな1台まで、車中泊にオススメの輸入車ミニバン3選

オートキャンプでも車旅でも、「車中泊」ができたら、その楽しみは大きく広がる。

そんなときに相応しいのが“本当に”フラットになる後席やテントを備えたミニバンだ。車中泊をするなら絶対オススメな3台を紹介しよう。

■メルセデス・ベンツ V220dマルコポーロ

メルセデス・ベンツ V220dマルコポーロ

ポップアップテントを備えた唯一の正規輸入車である「V220dマルコポーロ」。

ベッドマットも備わるからいつでも快眠間違いなしで、リーディングライトを装備し夜でもラクにベッドルームへ登っていける。

しかもサブバッテリーがあるので、エンジンをとめてもバッテリー上がりを気にせず、車中泊ライフを楽しめそうだ。

ポップアップテントの内部。
停車時なら運転時&助手席を後ろ側へ回転できる。

さらに運転席側にはサイドオーニングが備えられているので、キャンプ地で使えるのはもちろん、車中泊する場所にスペースがあるなら、イスでも広げて、就寝まで車外で寛ぐことができる。

サイドオーニングを装備。

人目が気になるようなら標準装備されているカーテン(フロントと運転席&助手席をのぞく)を閉めればプライバシーもバッチリ。

凹凸のないしっかりフラットなリア部分に。

さらに大人数で出掛ける場合は、3列目シートまでフルフラットになるのでポップアップルーフも含めて最大5人まで快眠できるだろう。

メルセデス品質の走りや安全性はもちろん、寝室としてもリビングとしても優秀なバンなのである。

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■プジョー リフター(シトロエン ベルランゴ)

プジョー リフター
プジョー リフター

ルノー「カングー」のライバル、プジョー「リフター」とシトロエン「ベルランゴ」の兄弟にベッドキットがディーラーオプションで用意された。

車体を加工する必要は一切なし。ただ後席シートを倒して設置するだけで、大人2人が快適に眠れるフラットなベッドを生み出せる。しかもベッド下にはそのまま荷物を入れておけるから、“荷物は多め”のキャンパーや車旅にピッタリなのだ。

リフターのベッドを展開した状態。

展開されるマットの厚みは45mmで十分快適そう。表地は、リフターが肌触りのいいモケット生地で6色から選べる。ベルランゴは合皮でやはり6色が用意されている。

後席を使う場合はラゲージに収納できるし、その際に一部をラゲージの棚のように使うこともできる。これならいつでも簡単に展開&収納しやすいはずだ。

シトロエン「ベルランゴ」のベッド収納時。

この2台、サイズ感はいいんだけれど、車中泊するなら運転席を倒して、フラットとは言えない状態で仮眠するしかないよなぁと思っていた人も多いはず。

こんな風に下に荷物を載せたままベッドが作れる。

けれどこのベッドキットなら荷物を積んだ状態で快眠できるし、大いにアリなんじゃない?

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■フォルクスワーゲン ゴルフトゥーラン/シャラン

フォルクスワーゲン シャラン
フォルクスワーゲン「シャラン」

「どうせソロキャンプがほとんどだし、そこまで本格的な車中泊キットは要らないよ」という人には、フォルクスワーゲン のゴルフトゥーラン/シャランをオススメしたい。

どちらも2+3+2の7人乗りで、トゥーランが全長約4.5m、ひと回り大きなシャランは約4.8mというサイズ感だ。

シャランは後席がスライドドアになる。

2列目と3列目は大人がちゃんとひとりずつ座れるしっかりとしたシートなのに、畳むともっこりと盛り上がることのない、フルフラットな空間を作ることができる。

これならここに足つきのキャンプ用の折り畳み式ベッドを置いても、ズレたり不安定になることもなさそうだから、簡単に快眠できるだろう。

シャランで後席と助手席を倒した状態。

上記2台と違い、車中泊すると荷物の置き場が困るが、両車ともルーフレールを備えているので、ルーフキャリアを活用すれば問題なし。

トゥーランで後席の半分と、助手席を倒した状態。

また助手席の背もたれも倒せるので、ショートボード程度のものならOKなど、大きな荷物を載せやすいのも両車の魅力。ライト車中泊ユーザーなら、十分使えるミニバンだ

 

籠島康弘=文

# フォルクスワーゲン# プジョー# ミニバン# メルセデス・ベンツ# 車中泊
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