藤井隆行の視点。私的傑作批評 Vol.8
2020.11.16
CAR

車遍歴はSUV一辺倒。藤井隆行の冒険心をかきたてる「ディフェンダー 110」

「藤井隆行の視点。私的傑作批評」とは……

初めて買った車はBMWのX5で、次もX5の色違い。

続いてランドローバーのレンジローバー、再び色違いのレンジローバー、ディスカバリー3、レンジローバー・スポーツ、レクサスのRX、メルセデス・ベンツのゲレンデ(Gクラス)、そして現在乗っているディスカバリーと、車遍歴はSUV一辺倒。

そんな僕が次に狙っているのが、この新型ディフェンダーです。試しに数日運転させてもらったところ、サスペンションは柔らかすぎず硬すぎず、なかなかの乗り心地。

といってもこの車のポテンシャルを活かすほどのオフロードを走ったわけではありませんが、今までと比べたら格段と乗りやすくなっています。おそらく予定されているディーゼル、PHEVモデルにも早く乗ってみたいですね。

ランドローバーの「ディフェンダー 110」
全長4945×全幅1995×全高1970mm。589万円〜

ランドローバーの「ディフェンダー 110」
オリジナルのテイストを残しつつ、最先端技術とモダンなデザインを採用。最新の軽量アルミニウム製モノコック構造のアーキテクチャー「D7x」を搭載し、頑強なボディ構造を実現。最大渡河水深は何と90cm! 

しかし何といっても、このデザインがたまらない。僕は特にリアデザインが気になるタイプなのですが、イギリスの車らしくテールランプが下のほうに付いていて、後ろ姿のバランスが良い。この絶妙なレイアウトは、どっしりとした落ち着きすら感じさせるんです。

ヘッドライトは今主流の細い目じゃなく丸目で、やはりイギリスらしいデザイン。内装は先代モデルを踏襲しながらも、とてもシック。窓枠などのパーツにクロームメッキを使わないなど、派手に見せようとしない控えめさも、僕の好みと合致します。

さらに、ランドローバーは渋めのいい色が揃っていて、その色の名前がまたグッときます。写真は「アイガーグレー」といって、アイガーはアルプスの山の名前。ほかにもタスマンブルーやフジホワイト、インダスシルバー、パンゲアグリーン、サントリーニブラックなど、冒険心をかきたてられる世界各地の名前が付けられているんです。

ちなみに僕が欲しいと思っているブラウン系の色は「ゴンドワナストーン」。ゴンドワナとは、何と過去に存在したと考えられている伝説の超大陸だそうで、ますます夢が膨らみます。

初めての人と会うとき、どんな車に乗ってくるのかなって、ちょっと楽しみだったりしますよね。その人の好みやセンス、ステータスが一発でわかるというか。だから車選びは大切。いや車だけじゃなく、いいモノはいつだって、自分自身を示すいい名刺代わりになってくれるんです。

[藤井隆行 プロフィール]
東京を代表するブランド「ノンネイティブ」のデザイナーで、ファッションからライフスタイルまで一貫したこだわりを持つ。今季の「ノンネイティブ」は変則的に冬モノからスタート。「本記事が公開される頃にはたくさん出揃っているのでぜひチェックしてみてください」。

「藤井隆行の視点。私的傑作批評」とは……
世の中のありとあらゆるプロダクツから、「ノンネイティブ」藤井隆行さんが独自のセンスと審美眼でモノをセレクト。デザインとは? 実用性とは? 買い物の醍醐味とは? ブランド名や巷の情報に惑わされず、本当に自分に必要なモノと出会う方法を指南。
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竹内一将(STUH)=写真 町田あゆみ=文

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