乗りたかったのは、キブンが乗るクルマ Vol.169
2020.11.06
CAR

見た目は80’sアメリカン。機能は最新国産。新型SUV「バディ」が超気になる!

シボレー「K-5ブレイザー」あたりを彷彿させるフロントマスク。我々世代にドンズバな、ワイドで武骨な顔つき。おそらく旧車のアメ車か何かか……。

実はこれ、今月予約販売を開始する、光岡自動車のSUVなのだ。

見た目以外も、街乗りサイズで最新国産車の機能性と快適性を備えているという二物を与えられた「バディ(Buddy)」のサイトが、10月29日に公開された。

「バディ」は、光岡自動車として初めて手掛けるSUV。そのコンセプトは「自然体でサラリと乗りこなせる相棒」だという。

だから車名も、仲間とキャンプやサーフォン、スキーなどを楽しんだり、街中を駆け抜ける相棒=バディとされた。

一時は公式サイトにアクセスが集中し、サーバーダウンするほど発売前から注目を集めている。

同社といえば日産「マーチ」をベースとした、1960年代イギリス車風の「ビュート」や、マツダ「ロードスター」をベースとする、1930年代のイギリス風の2シーターオープンカー「ヒミコ」など、国産車ベースの個性的なモデルを開発してきたメーカーだ。

「ビュート」や「ヒミコ」のように、もともとクラシカルなヨーロッパ車テイストを得意としてきたのだが、今年7月には、「ロードスター」ベースの、2代目シボレーコルベット(C2)風「ロックスター」を発表。

お、今度はアメリカンか、と思っていたところに、今度の「バディ」が現れたというわけだ。

今のところ「バディ」のベース車は公表されていないが、タイヤとホイールを覆うフェンダーやリアのピラー(ルーフとボディの間の柱)を見る限り、おそらくトヨタ「RAV4」という説が有力。

しかし、ベースが何かが分からなくなるほどカスタマイズするのが、同社の真髄。

ギラギラ感満載なメッキグリルや縦置きのヘッドライト、その下にドンと置かれた太いメッキバンパーなど、フロント周りはかなり’80年代のアメリカンSUVルック。

リアライトは「RAV4」の横長タイプから一転、かつてのキャデラックを彷彿させるタテ目に改められている。

またホワイトレターの入ったオールテレインタイヤや、レトロなホイールを履いた写真も公開されているから、オプションとして用意されるようだ。

そもそもベースと思われる「RAV4」は、本気でアウトドアを楽しむために、クラストップレベルの広いラゲージや、悪路走破性の高い独自の4WD技術を備えるモデル。

荷物をたっぷり積んで、悪路から高速道路まで、快適に駆け抜けられる実力派SUVだ。

恐らくこの車も、見た目だけでなく、キャンプやサーフィンなど、さまざまなアドベンチャーで本当に頼りになる「バディ」になるだろう。

搭載されるパワーユニットは、2Lガソリンエンジンと、2.5Lガソリンエンジン+モーターのハイブリッドシステム。いずれも2WDと4WDが用意されている。装備についての詳細はまだ不明だ。

ボディカラーはオプションを含めて18色予定されているよう。写真はオプションのノースカロライナブルー。

古いアメリカンSUVには憧れるけれど、サイズが大きすぎるとか、メンテナンスや燃費が心配という人は多いだろう。この胸を打つ見た目で、機能性や快適性が最新国産車レベルの「バディ」は、かなり気になる存在。

まずは予約販売が開始される11月26日(木)に、プライス&装備等の情報を逃さずチェックしよう。

 

籠島康弘=文

# SUV# バディ# 光岡自動車
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