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2018.04.01

フランス車メーカー売り上げトップ3 今乗るならどのモデル?

今、フランス車のセールスが絶好調。2017年度の輸入車の新車販売台数でいえば、前年比の伸び率はトップを記録している。確かに、ドイツ、アメリカ、日本と並ぶ自動車大国ではある。とはいえ、好事家の車、珍車などと片付けられることも少なくなかった。なのになぜ? その疑問を解決すべく、前後編で全方位的に魅力を紐解いていく。後編では、世界的にも知られるフランス車メーカーの売り上げトップ3を見ていく。
>前編、フランス車の歴史はこちら
 

知っておきたい! 各ブランドの売り上げTOP3を聞いてみました

フランスを代表するクルマメーカーといえば、プジョー、シトロエン、ルノー、DSオートモビルズの4つ。気になるのは各社の現在の人気銘柄だろう。そこで、2017年度好調だったモデルを紹介しながら、改めてフランス車の“今”を確認しておきたい。
 

【プジョー】
輸入車がお初な人にも最適なブランド


キッチングッズのペッパーミルでも有名な、ライオンをシンボルにしたプジョー。1882年創業と歴史は古く、小型車だけでなく高級車など、多くの名車を生み出してきた。
昔からソフトな乗り味と愛らしい見た目が人気のヒミツで、今回のトップ3もそこは共通している。性能に対しコストパフォーマンスも高く、ほかのフランス車よりも親しみやすいためか、初めての輸入車、初めてのフランス車を買う人に選ばれることも多い。

1位:308

プジョー308
日本でも高い人気を誇った306シリーズの後継。全長は約4.3mで大人5人が無理なく乗れるサイズのハッチバックモデル。シートの出来の良さなどプジョーの神髄が堪能できる。279万9000円〜。

2位:208

プジョー208
現在、プジョーのラインナップで最もコンパクトなモデル。実用性ではやや308に劣るものの、軽さを活かした走りを楽しみたいならコチラを。“ネコ足”と呼ばれる独特の乗り味も魅力。199万円〜。

3位:2008

プジョー2008
208をベースに造られたクロスオーバーモデル。全長は4160mmとほぼ同じながら、208の弱点であった積載量を克服。走りは軽快かつ、ラリーの経験から生まれた技術で悪路走破性も高い。263万円〜。


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