【写真12点】「スウェットシャツのシンプルコーデ見本!」の詳細を写真でチェック気負わず着られて、それでいて確かな個性を演出できるスウェットシャツ。究極のベーシックアイテムだからこそ、合わせるパンツのシルエットや配色の妙、そして小物の効かせ方一つで、その表情は千差万別に変化する。街の洒落者たちは、このリラクシーな日常着をいかにして「大人の街着」へと昇華させているのか。五者五様の個性が光る、秋のシンプルコーディネイト術を徹底解剖していこう。
① 潔いモノトーンを打ち破る、深紅のスニーカー
スウェット、ベルト、靴下=すべて不明 パンツ=リー シューズ=アディダス
▶︎ぎんじさんのスナップをすべて見るぎんじさん(23歳)漆黒のスウェットにオフホワイトのパンツを合わせた、潔いモノトーンスタイル。柔らかな生地感がリラクシーな空気を漂わせる中、足元に配置したアディダスのレザースニーカーが放つ深みのある赤とネイビーの配色が、装いへ劇的なコントラストを生み出している。無造作に垂らした有線イヤホンさえもレトロなアクセサリーとして機能させ、計算されていないようで完璧なバランスを構築した、瑞々しい感性が光る。
② クリーンな寒色配色に抜け感をもたらす白バッグ
スウェット、バッグ=ともにユニクロ Tシャツ=コロンビア パンツ=不明 腕時計=カシオ シューズ=コロンビア
▶︎湯澤さんのスナップをすべて見る湯澤 翔さん(39歳)プレーンなグレースウェットの素朴な味わいを、落ち感のあるネイビーストライプパンツで都会的に昇華。このクリーンな寒色系の配色に、絶妙な抜け感をもたらしているのが、斜め掛けしたオフホワイトのショルダーバッグだ。くたっとした布の質感が着こなしにリラックスした余韻を与えつつ、足元の重厚な黒スニーカーで全体をカチッと引き締める。シルエットと小物の足し引きを知り尽くした大人のシンプルコーデだ。
③ 遊び心溢れるデニムを彩る、ブラウンと水色の足元
帽子、眼鏡=ともに不明 ジャケット=古着 スウェット=ハンドメイド デニム=リーバイス シューズ=アディダス
▶︎廣野さんのスナップをすべて見る廣野翔大さん(33歳)黒のスウェットと、色落ちしたデニムパンツが織りなす王道のストリートスタイル。ペイントが遊び心を主張するボトムスに対し、足元にはブラウンと水色の配色が珍しいアディダススニーカーをセットした。土臭さとポップさが同居するカラーリングが、着こなしに豊かな表情を与えている。頭上に乗せたベージュのニットキャップで視線を上に誘導し、ルーズなシルエットを好バランスに整えた巧みな技である。
④ 漆黒のショーツスタイルに、白ソックスのリズムを
スウェット、Tシャツ、靴下=ディバイディッドステイツオブオリーブ パンツ=フォーサーティ シューズ=サカイ×ナイキ
▶︎くだもんさんのスナップをすべて見るくだもんさん(44歳)フロントの白ロゴが効いた黒スウェットに、同色のショートパンツを合わせたアクティブなスタイル。重く見えがちなブラックアウトの装いだが、ショーツの丈感と、足元に覗かせた白ソックスが劇的なまでの清涼感をもたらしている。ウェアのマットな質感に対し、足元に鎮座する黒スニーカーのソリッドな存在感が際立つ。トップスのロゴとソックスの白を見事にリンクさせ、ストイックな配色の中に都会的なリズムを刻み込んだ。

⑤ 淡いコーディネイトに暖色小物を散りばめた快活ルック
カーディガン=ラコステ スウェット=チャンピオン パンツ=ラルフローレン シューズ=コンバース 帽子=カーハート 眼鏡=ゾフ バッグ=ノーブランド バッグ2=グレゴリー ベルト=古着
▶︎吉野さんのスナップをすべて見る吉野敬一郎さん(38歳)ライトグレーのスウェットに白パンツを合わせた、淡く爽やかなスタイリング。一歩間違えるとぼやけてしまう配色だが、彼の手元で揺れる鮮烈なオレンジのトートバッグが、着こなしにハッピーな躍動感を注入している。さらに足元のキャンバススニーカーにもマスタードイエローを選び、暖色の小物を巧みに散りばめた。キャップと斜め掛けしたポーチでストリートな味付けを加味したプレイフルな装いだ。

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一見するとシンプルなスウェットスタイルだが、彼らの着こなしには素材のコントラストや計算された差し色、そして全体を引き締める小物の力が随所に散りばめられている。ラクな着心地はそのままに、少しの工夫でファッションは劇的に面白くなる。この秋は手持ちのスウェットをキャンバスに見立てて、自由なスタイリングを楽しんでみてはいかがだろうか。