▶︎すべての写真を見る2026年はSUVの当たり年! 上半期だけでも注目車が続々と登場している。
そこで、今年1月から6月までに発売された輸入SUVの中から、特に注目したい5台を紹介しよう。
「プジョー 5008」バカンスを謳歌したいファミリーへ
プジョー5008。Chat GPTが搭載されているから、音声で旅先の観光情報を調べたり、子ども向けのクイズを出せたりする。
3列シートを備え、5名乗車時ならラゲッジがかなり広い。家族でバカンスを楽しむのにぴったりなのがプジョー 5008だ。
夏のフランス人のように、長い休みは荷物をたっぷり載せて家族で長距離&連泊旅行。たまの帰省時には祖父母も乗せられるし、子どものスポーツ大会では友だちも一緒に送迎、なんて使い方もできる。
独自の「パノラミックiコックピット」。速度をはじめ各種情報は、上下が水平になっているステアリングの上から覗く形になる。
1.2Lエンジン+小型モーターのマイルドハイブリッドシステムは、巨艦を簡単にスルスルッと発進させてくれ、燃費を18.4km/L(WLTCモード)に収めてくれる。つまり、燃料費や自動車税といった維持費も抑えてくれる。
走りは静かで快適。前席と後席でエアコンの温度設定を変えられるし、2列目ドアには日差しを遮るサンシェードまで備わる。もちろん快適性だけでなく、ワインディングではプジョーらしいキビキビとしたハンドリングを堪能できる。
同乗者だけでなく、ドライバーもしっかり楽しめる車だ。
「ジープ アベンジャー 4xe ハイブリッド」走行性能を高めた追加モデル
ジープアベンジャー 4xe ハイブリッド。BEVとは異なるフロントバンパーなど、見た目でも差別化が図られている。
ジープで最もコンパクトなSUV、アベンジャー。それまでBEV(電気自動車)しかなかったが、1.2Lマイルドハイブリッドを搭載した4xe ハイブリッドが追加された。いやこれ、単に「パワートレインを変えました〜」では済まない追加モデルなのだ。
まず、BEVは前輪駆動だが、4xe ハイブリッドは後輪にもモーターを搭載。どちらも走行性能を最適化させてくれるジープ独自の機能「セレクテレイン」を装備する。しかし、BEVが前輪の電子制御だけでやりくりするのに対し、こちらは後輪もしっかりコントロールして、雪道や砂地等に対応。
10.25インチマルチビューディスプレイと10.25インチタッチパネルモニターを装備。
さらに最大渡河深度は、BEVは非公表なのに、4xeは400mmとしっかりプレスリリースに書かれている。しかもフロントバンパーに目盛りが刻まれていて、ちょうど400mmのところにアヒルが描かれている。
さすがに日本が誇る「スズキ ジムニー」ほどの悪路走破性は望めないが、代わりに高速道路での運転は快適。なにしろ、BEVは後輪が左右一体で動くトーションビーム式なのに対して、こちらは乗り心地に有利なマルチリンク式(独立懸架式)。普段は街乗りに、ふと思い立ったら大自然へゴー!が躊躇なくできるジープ最小SUVなのだ。
「シトロエン C5 エアクロス」見た目も乗り心地も“これぞシトロエン”
シトロエン C5 エアクロス。上級グレードには快適な乗り心地を提供する独自シートが備わる。
SUV全盛期の今、信号待ちで止まっても異彩を放つ。それがアバンギャルドに長けたシトロエンが4月に放ったC5 エアクロスだ。2枚のフィンが飛び出した特徴的なリアの「シトロエン・ライト・ウイングス」をはじめ、彫刻的な独創デザインが全身に施されている。
さらに、乗り心地も他ブランドにはない魅力。「シトロエンらしい乗り心地」といえば、昔から同社を知っている人には分かってもらえると思うし、知らない人には「空飛ぶ絨毯」と言えば、何となく伝わるかもしれない。これもシトロエンの欠かせない個性。
タッチ式縦型スクリーン。アイコンでわかりやすく、直感で操作しやすいのも魅力。
パワーユニットは過不足ない1.2Lマイルドハイブリッド。ラゲッジ容量565Lも過不足なし。ウォーターフォールスクリーン(滝のスクリーン)なんて仰々しい名のタッチ式縦型スクリーンも、最近は他社でもよく見かける。
けれど、それでいいのだ。デザインと乗り心地が突出していれば、もう十分すぎるほどのシトロエンなのだ。
そんなことを思う筆者のような古いシトロエンファンはもとより、ファッションでも何でも個性的であれ!と思っている人には必ず刺さる。
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