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今回登場してくれたのは、バレーボールとビーチバレーで活躍した日高裕次郎さん。ワードローブの約90%が古着という筋金入りの服好きだ。妻の木村沙織さんと3歳の息子、煌太郎くんと過ごす日々も交えながら、古着の奥深い楽しみを聞いた。
話を聞いたのは……
日高裕次郎●1986年生まれ、鹿児島県出身。日本体育大学を経て、バレーボールとビーチバレーの両競技で活躍。3歳の男の子のパパ。
“リアルワークマン”が今日のテーマ

息子の煌太郎くんの手を引いて、撮影現場に現れた日高さん。ワークウェア姿のパパとラガーシャツ姿の煌太郎くんは、ネイビーの色使いでさりげなくリンクされていて、遠目からでも「親子!」とわかるスタイリングが光る。
「こうちゃんの服も僕が選ぼうかなと思っていたのですが、気づいたら妻が選んでくれていました(笑)」(日高さん、以下同)。
古着選びには一家言あるパパも、今日の親子コーデの仕上げはママにお任せ。まずはパパの装いから教えてもらった。
この日の着こなしのテーマは“リアルワークマン”。

ジャケットとシャツは、共にアメリカのビールブランド「パブスト・ブルーリボン」のデリバリースタッフが着ていたユニフォームだ。
「僕、企業系のユニフォームがすごく好きなんです。このジャケットはパブストのユニフォームに多分アメリカで誰かが違うワッペンをつけてカスタムしているんですけど、バランスが取れているし、これはこれでアリだなと思って」。

合わせたボトムももちろん古着だ。港湾労働者や建設作業員向けに作られたフリスコパンツは、アメリカンワークウェアの老舗「ベン デイビス」の90年代のもの。ジャケットとパンツの色を揃え、ワークウェアをすっきりと着こなしている。

足元はサンフランシスコのスケートシューズブランド「アイパス」。
「僕が高校生の頃に流行ったシューズです。当時は日本で展開されていたサイズが29cmまでしかなくて、30cmの僕には履けなかったんですけど、今になってようやく履くことができています」。

日高さんの代名詞的な存在がキャップだ。
「今日かぶっているのも、80年代のパブスト・ブルーリボンのものです。キャップはアメリカのKブランドのものが好きなんです。日本でいうニューエラのような存在ですね」。

煌太郎くんのキャップは「Kプロダクツ」のヴィンテージ。
「もともとは僕が使うつもりで買ったのですが、こうちゃんも被れるサイズだったので兼用になっています(笑)」。
服のサイズはまだまだ違うけれど、キャップはすでにパパと同じ。ヴィンテージを譲る日を待つまでもなく、親子でのシェアはもう始まっていた。

ボトムスのアクセントとなっているのが、ウォレットチェーンである。「テンダーロイン」と「ホザーナ」のコラボによるチェーン付きウォレットで、マニア垂涎のアイテムだ。

時計は「セイコー」の自動巻きダイバーズウォッチ、通称“ブラックボーイ”。「これも90年代のものをユーズドで購入しました」と小物選びにもこだわりが光る。
ちなみに、ユーズド以外のものを身に付けることはあるのかと聞くと……。
「う〜ん、そうですね。あ、サングラスはヴィンテージもあるけど、現行品も買っていますね。今日は曇っていたのでかけていないけれど、サンスキーのディプシーというモデルは、子供用もあるんです。しかもすごく丈夫なので、子供に触らせても傷が付きにくくて、これはおすすめしたいですね」。

一方で、父親になって身につけなくなったものもある。
「子供に触ると当たるので、ジュエリーはしなくなりました。逆に妻は、息子が生まれてからの方が増えているんですけどね(笑)」。
ここまでの装いにも表れている日高さんの古着愛。そのルーツはどこにあるのだろうか。
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