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すべての写真を見る普遍的かつ汎用的。だからデニムには、身に着ける人のムードが滲み出る。そして、プロダクトに込められた確かな違いが、作り手の人格をも物語る。
名だたるラグジュアリーの旗手たちを虜にする表現のキャンバス、デニム。クリエイターのデニム愛に満ちた、自信のデイリーウェアをどうぞ。
「ルイ・ヴィトン」
デニムジャケット48万5100円、シャツ22万2200円、Tシャツ11万円、パンツ19万1400円/すべてルイ・ヴィトン 0120-00-1854
左胸にのみパッチポケットを携えた、タフでクラシカルなワークジャケットがモチーフ。熟練の仕事によって本懐を遂げたオーガニックデニムには、タバコカラーのモノグラム・モチーフ刺繍がリズミカルに配置された。
そこにはメンズ クリエイティブ・ディレクターとして3年目を迎えたファレル・ウィリアムスが想い描く新しいダンディズムが表現されている。
「ディオール」
デニム21万円、シャツ16万円、Tシャツ14万円、サングラス6万1000円、スニーカー16万円/すべてディオール(クリスチャン ディオール 0120-02-1947)
昨年から陣頭指揮を執るジョナサン・アンダーソンは、いつだって本質を射抜く。ゆえに素材と真摯に向き合い、工房の選定に目を光らせる。そんなお眼鏡にかなった岡山製デニムを、シャープなストレートシルエットで。
全体に施すダメージ加工は、70年代のパンクカルチャーを反映。それでいて佇まいはシック。肩肘張らないハイセンスは、ショーの最後にふらっと現れる彼の自然体にも似る。
「ヴァレンティノ」
デニムジャケット36万3000円/ヴァレンティノ 03-6384-3512
一見、ベーシックなカバーオール。メゾンのアイコン“Vロゴ”のレザーパッチはさりげなく左胸に溶け込み、ホーンボタンやスクエアのパッチポケットなど懐古的ディテールも健在だ。
一方、クリエイティブ・ディレクターのアレッサンドロ・ミケーレによるギークなクリエイティブが確かに薫り立つ。切り替えた襟にはブラウンのベルベットが採用され、アームホールの裏地にはストライプのシャツ地が当てられた。ワーク&ドレス、個性的で理想的な融合といえる。
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