「セリーヌ」
デニム17万6000円、スウェット14万8500円、Tシャツ11万1100円[すべて予価]/すべてセリーヌ(セリーヌ ジャパン 03-5414-1401)
特定のコーディネイトという型にはめず、プロダクト第一主義を貫く。ひいては、着る人それぞれのライフスタイルを優先する。アーティスティック・ディレクター、マイケル・ライダーのスタンスは痛快だ。
デニムの“顔”にしてメゾンの象徴ともいうべきトリオンフパッチを、あえて中央に移したデニムからも自由な発想の程が伺える。内側に折り返されたターンアップヘムが、ミッドライズのルーズフィットシルエットを新たなアメリカンクラシックへと導く。
「グッチ」
デニム25万3000円/グッチ 0120-99-2177
ハイストリートの文脈を熟知するアーティスティック・ディレクターのデムナ・ヴァザリアによる革新的フレアデニムだ。両サイドポケット下部に付属するホースビットは、言わずと知れたグッチのシグネチャー。1950年代にローファーの装飾として初めて登場したモチーフを、あえてデニムに、それもボディと同色であしらった。
既成概念の枠から外れ、デニムとホースビットという普遍的な両者の新たな側面を炙り出す。
「エンポリオ アルマーニ」
デニムジャケット10万4500円、シャツ11万5500円、パンツ17万6000円/エンポリオ アルマーニ(ジョルジオ アルマーニ ジャパン 03-6274-7070)
御大の遺志を継ぐレオ・デル・オルコが、偉大なるアーカイブ「アルマーニ ジーンズ」を塗り替える。コンパクトなショート丈やナチュラルにフェードしたインディゴカラーの表情など、当時のフィットとウォッシュ加工は忠実に再現。
その確たる土台に特別なコレクションラベルとロゴボタンを加え、永遠のダンディズムに今の空気感を纏わせた。格調高く、それでいて身軽。その洗練を湛えたデニムは、大人の理想像とも重なる。
OCEANS11月「デニムは、人だ。」号から抜粋。さらに読むなら本誌をチェック!