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2026.10.11

ファッション

デニムは作業着であり、相棒だ。手仕事の現場で輝く「職人とデニム」の良き関係


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パン職人、陶芸家、農家。モノ作りに情熱を注ぐ職人たちが選んだ“作業着”は、タフで使うほどに味わいを増すデニムだ。

自身の技術や手仕事で一からモノを作り出す彼らにとって、デニムは相棒であり、生き方そのもの。それぞれの現場でエイジングを重ねた唯一無二のデニムスタイルと、職人ならではのこだわりを伺った。

「デニムを着た職人が焼くパン。美味しそうな気がしません?」


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BAKEMAN店主 中込 敦さん ×「J.クルー」のデニムシャツ

東京・大森のジャーマン通りにあるオーガニックにこだわるベーカリー・BAKEMAN。北海道産小麦と無添加の素材を使ったプロの技が光り、地元はもちろん遠方からの来客も絶えない人気店だ。

店主を務める中込さんのお馴染みの装いが、デニムのエプロンとJ.クルーのデニムシャツ。アメカジライクな着こなしで、店の一番人気である食パンを焼き上げる姿は、まるでアメリカの職人のよう。そのスタイルにたどりついたきっかけは何だったのか?

「J.クルーのようなタイムレスなブランドが昔から好きなんです。デニムも同様に時代を超えて愛されていると思いますし、自分にとっても定番のワードローブなので仕事着にピッタリでした。それに、デニムを着ている職人が作るパンって、なんだか美味しそうじゃないですか(笑)」。

そう無邪気に微笑む中込さんが目指すのは、“地域に寄り添う町のパン屋さん”。デニムがトレードマークのローカルベーカリーが届ける美味しさは、きっと格別の味わいだ。

7万3700円/ニードバイヴィンテージ(ゲストリスト

7万3700円/ニードバイヴィンテージ(ゲストリスト 03-6869-6670)


「ニードバイヴィンテージ」のデニムシャツで、中込さんのようなムードを

エルボーパッチや胸元のダブルポケット、ボディの随所に施されたダメージ加工など、ブランド独自のリメイク手法によって実現したデニムシャツ。新品デニムの25年後の姿というユニークなコンセプトも経年変化そのものをデザインすることを思想として持つブランドらしさが詰まっている。

ヴィンテージ愛好家も垂涎な出来栄えで、存在感のある仕上がりは、パン職人でなくとも玄人感が漂うかも。

「機能的でタフだけどミニマル。それが自分らしい作業着」



陶芸家 吉田直嗣さん ×「フレッシュサービス」のデニム

地元・静岡県の富士山麓エリアで日々作陶する吉田さんは、日本を代表する作家・黒田泰蔵氏から独立した人気の陶芸家。作品の多くは、白磁や黒い器が中心で、生活に根差したさまざまな形状の陶器が並ぶ。不定期で都内を中心に全国各地で展示や販売を行っているが、いずれも大盛況で、購入するのもひと苦労なほどだ。

そんな吉田さんが作陶する際に必要としているのは、機能性とタフさ。「ボトムスは泥や釉薬がついてしまったりするので汚れを気にせずはけるデニムが必須。窯で作業する際にとにかく暑いので、トップスは通気性の良いものを着ることが多いです」。

あくまで実用的な観点から作業着を選んでいるというが、自身の作品に共鳴したファッションブランドからの依頼も多く、洋服への審美眼がないわけではない。「ミニマルであり、シンプルな佇まいに惹かれることが多いです」。モノトーンが特徴となる作風は、図らずもグレーのワントーンで体現された着こなしとも自然とマッチしている。

4万9500円/リー バイ エフシーイー(F/CE.フラッグシップストア トウキョウ 03-6452-5867)

4万9500円/リー バイ エフシーイー(F/CE.フラッグシップストア トウキョウ 03-6452-5867)


「リー バイ エフシーイー」のデニムで、吉田さんのようなムードを

膝のダーツや縫製に流線形のカーブを取り入れるなど、3Dカッティングの特殊な裁断によって立体シルエットを実現させた濃紺のワイドパンツ。着用時のドレープやフォルムも美しく表現され、リーの上質なデニムファブリックを存分に味わえる。

もちろん吉田さんが語るように、可動域や機能性のあるワイドパンツは仕事着としても最適で、デイリーワークにもピッタリ。
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