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「夢よりも仕事よりも、家族」。テセさんが描く理想の家族像

撮影に同席していた奥さまのソヒョンさんも「一緒に撮ってもらうよ!」と肩を組む。

撮影に同席していた奥さまのソヒョンさんも「一緒に撮ってもらうよ!」と肩を組む。


続いて聞いたのは、家族と子供たちとの過ごし方について。
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「それこそ子供が小さい頃は、キッズ服のお店に行って、夫婦で好きな服を子供に着せていましたが、長男は今サッカーを習っていて、練習に学校にと忙しいので、ファッションはもっぱら練習着か学校の制服です(笑)。

長女はダンスを習っていて、もう自分の好きな服がしっかりあるので、父親が口を出す余地は全然ないですね」。


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そんなテセさんの休日は「仕事の日より忙しい」という。

「自分のトレーニングなどもありますし、家が好きな長男、外に出たがる長女それぞれの休みにも付き合ってあげたい。家でもみんなで遊べるように広めの家に引っ越して庭にプールを置いたので、家族で庭遊びやプール遊びもしたい。

あと、子供と一緒に寝る時間が人生でいちばん幸せな時間なので、夜に子供と一緒にベッドで寝る時間はどうあっても確保したい。だから圧倒的に休日が忙しいんです(笑)」。



「トレーニングばっかりしていたり、バイクに乗ったり、投資で5億円の借金があるとテレビで言ったりしていると、『家のことは放ったらかしなんじゃないか』と思われそうですが(笑)、僕にとっては家族との時間が最優先で、家族が人生のすべての基準。

今年就任したYSCC横浜のコーチの仕事でも、条件は『家族と離れて暮らさなくて良いこと』でした」。

「家族は心の安心感。子供を持ったときは、この世のすべてを手に入れたような嬉しさでした」と語る。

「家族は心の安心感。子供を持ったときは、この世のすべてを手に入れたような嬉しさでした」と語る。


キャリアの中で唯一、単身赴任だった新潟時代は「寂し過ぎて本当に人生でいちばん辛かった」というほど、テセさんの人生の軸は“家族”にある。

「どんな仕事でもあることかもしれませんが、僕はひとりだと、サッカーのストレスをずっと抱え込んでしまっていました。家でも、休みの日でもずっとサッカーのことを考えてプレッシャーを感じてしまう。

家族ができたことで、心のオフができたんです。ずっとやってきたサッカー以外に大切な存在ができたことに心の底から感謝していますし、妻や子供のためなら自分の夢だって諦められるとずっと思っています」。



「今の夢はそうですね、やっぱりファッションだとスーツが好きなので、息子が成人式を迎えるときに、僕とお揃いで仕立てたスーツを着たいですね。

自分の成人式のときは、サイズの合わない既製品のスーツを着ていて、今思うと格好悪かったから(笑)。バシッとサイズを合わせたスーツを着た息子と並んで写真を撮れたら嬉しいですね」。



最後に伺ったのは、理想の父親像について。

「バスケのマイケル・ジョーダンが、亡くなったお父さんのことを『マイ・ベスト・フレンド』と言っていたのがすごく心に残っていて。僕も子供と同じ目線で話せる存在でいたいと思っています。

昔の父親像みたいに、いつもムスッとしていたり、感情的に怒ったり、頭ごなしに否定したりせず、ちゃんと話し合って、理由を聞いて、説明して、対等に向き合う父親でありたいですね」。

子供たちに話を聞くと、「プールで一緒に遊んでくれるところが好き」「良いところも直したほうがいい所も教えてくれるところがパパのいいところ」とのこと。

子供たちに話を聞くと、「プールで一緒に遊んでくれるところが好き」「良いところも直したほうがいい所も教えてくれるところがパパのいいところ」とのこと。


取材中も、「次こんな風に撮ってもらおうよ」「はい!あっち見て笑って」と親子での撮影をいちばん楽しんでいたテセさん。

家族を最優先に人生を楽しむ姿を見ると、「ずっとランニングウェア」という冒頭の言葉も、夫やパパとして、家族との幸せを優先するために必要な“メリハリ”なのだと納得できた。

鈴木泰之=写真 ヨシカワユウスケ=取材・文

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