OCEANS

SHARE

advertisement
  1. トップ
  2. ファッション
  3. ケミカルウォッシュにグレーの501。米国製リーバイス信者が目覚めた80〜90年代デニムの魅力

2026.10.11

ファッション

ケミカルウォッシュにグレーの501。米国製リーバイス信者が目覚めた80〜90年代デニムの魅力


advertisement

連載「服好きたちの“Levi’snap”」とは……

小学生時代にアメリカのリアルな空気に触れたことで、アメリカンカルチャーの魅力に引き込まれたグラストンベリー・企画/セールスの和田潤一郎さん。

かつてはヴィンテージへの憧れを強め、「赤耳」や「アメリカ製」といった条件に強くこだわる時期もあった。しかし現在は、そうした固定観念を取り払うことで、リーバイスというブランドの魅力を再確認しているという。
advertisement

こだわりや先入観から解放された視点で選ばれたジーンズは、大人にとっても興味深いものばかりだ。これまでのデニム遍歴と、今だからこそ楽しめるリーバイスの魅力について話を伺った

【写真25点】「80、90年代のリーバイスジーンズ」の詳細を写真でチェック

紹介してくれたのは……
和田潤一郎(わだ・じゅんいちろう)●古着店やセレクトショップの販売員を経て、「ジョン スメドレー」のセールスを担当。アメリカとイギリス双方のカルチャーに精通した経験は、現在「グラストンベリー」のPRマネージャーとしての活動にも活かされている。デニム選びに関しては、今もアメリカンカルチャーをベースとした視点を大切にしている。

和田潤一郎(わだ・じゅんいちろう)●古着店やセレクトショップの販売員を経て、「ジョン スメドレー」のセールスを担当。アメリカとイギリス双方のカルチャーに精通した経験は、現在「グラストンベリー」の企画/セールスとしての活動にも活かされている。デニム選びに関しては、今もアメリカンカルチャーをベースとした視点を大切にしている。


小学生時代の体験から始まった、アメリカンカルチャーへの憧れ

子供の頃の原体験が、のちの趣味や職業に大きな影響を与えることがある。和田さんの場合、小学生の時の経験がまさにそのきっかけとなった。父親の仕事の都合でアメリカに2週間ほど滞在したことが、その後の価値観を決定付けたという。



「小学校低学年の頃は、母親が買ってくれた日本のブランドのジーンズを穿いて、プロケッズのスニーカーを合わせるような少年でした。でも、アメリカに行ったことで感覚が大きく変わったんです。父の友人の息子さんが日本語も英語もペラペラで、普段からリーバイスにコンバースのオールスターを履いていて。その姿がワンランク上に見えて、『格好いい!』と衝撃を受けました」。



帰国後、お年玉を貯めて念願だったリーバイスの「501」を購入。それにミッキーマウスのリンガーTシャツやバットマンのプリントTシャツを合わせていた当時の姿は、今も実家のアルバムに残されているという。 

それ以来、501は和田さんのワードローブに欠かせない定番となった。当時はまだ本格的なヴィンテージブームの直前であり、古着店の店頭には稀少なディテールを持つモデルと、レギュラー古着が混ざり合って並んでいた時代だった。



「地元は東京の町田なのですが、当時は通常のレギュラー501と比べて、古いモデルでも3000円くらい高い程度でした。黒カン(黒い糸のカンヌキ留め)や内股シングルステッチ、赤耳といったヴィンテージのディテールを持つジーンズが、街の古着屋を探せばすぐに見つかるような環境でしたね」。
2/4

次の記事を読み込んでいます。