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ファッションのための小径が、職人のための小径に


革職人として仕事を始めると、小径には新たな価値が加わった。
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「革を切ったり、縫ったり、ずっと手を動かす仕事なので、大きくて重い時計だと邪魔になる。その点、これは小さくて薄いから、仕事をしていても気にならない。結果的に長く着けられた理由のひとつになりました」

革職人として経験を積み、会社の経営を担うようになってからも、腕にはいつもこの時計があった。

「結婚式のときも着けていましたし、環境が変わるような節目でも、気づけばこれを選んでいました。特別な日はこの時計、と決めていたわけじゃないんです。普段から使っていたから、結果的に大事な場面にも一緒にいた、という感じですね」
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