着た人を守ってくれるようなご機嫌な写真
ーー制作したジャージの素材や形、縦線のこだわりについて教えてください。又吉 緩すぎず、ちょっと緊張感もあるような印象になればいいなって思って、素材はベロアを選びました。光沢のあるジャージが昔から好きなので。色はネイビーとボルドーの2色、サイズは男女兼用のMとLです。
縦線はプーマやったら1本のラインで、アディダスは3本。2本のラインもみんなやってきた。ジャージをずっと着てきた人間からするとそこをどうアレンジするかって結構難しくて。あんまり人と被りたくないし、仕上がりを想像しながらいろんな案を出しましたね。
実際に撮った写真をフィルムみたいにしたらいいんじゃない?と思って試した感じです。『なんでここにフィルムが入ってんねん』と思う人もいるでしょうけど、僕はしっくりきてますね。
第1弾に続き、親交の深い書道家・田中象雨氏に「水流舎」のロゴを依頼した。
ーー選んだ写真に一貫したテーマはあるんですか?又吉 僕が実際に撮った写真なんですけど、自宅で漬けてる梅酒の瓶があったり、行った店で食べたタコさんウィンナーがあったり。テンションが上がるもの、縁起がいいもの、「この散歩いいな」とか「今いい時間だな」っていう時に撮った写真だけを選んでます。一つずつを見ると大したことないんですけど、要は全体を通して着た人を守ってくれそうな気持ちのいい日常。そんな感じです。
挿し色として又吉さんが思う縁起のいい「赤」を紐に選んだ。
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