たとえ300m防水でも「蛇口でジャーッ」は避けたい
画像は300m空気潜水用防水機能のHBF001J。肌に直接触れるベルトやリューズ、裏蓋周辺も、汗や汚れが残りやすい。夏に外で使ったあとは細かいところまで確認したい。
防水性能の高い時計なら、蛇口の下で一気に洗ってしまえばいいと思うかもしれない。
ところが、担当者からは「蛇口から直接水をかけないように」との回答。強い水圧は、時計内部へ水が入る原因になるおそれがあるためだ。
当然、ほかの防水時計にもこの考え方は共通する。
防水機能があるとはいえ、直接蛇口で洗うのはNGだ。
まずは裏ぶたや取扱説明書で、自分の時計がどの程度の防水性能を備えているのか確認する。そのうえで、ねじロック式りゅうずなら、きちんとロックした状態で手入れする。濡れているときに、りゅうずやボタンを動かすのも避けたい。
石けんや洗剤、ベンジン、シンナーも使わない。入浴やサウナで着けたり、お湯に触れさせたりするのもNG。早く乾かそうとドライヤーを当てることも、外装部品や水の侵入を防ぐパッキンを傷める可能性があるという。
防水性能が高いと、多少雑に扱っても平気だと思ってしまう。だが、「水に強い」ことと「何をしても大丈夫」は別の話なのだ。
バンドにも目を向けたい。SBDJ063のようなメタルバンドは、汗や皮脂がコマや中留の隙間に残りやすい。普段は柔らかい布で拭き、汚れが気になる部分を柔らかいブラシで掃除する。
汚れがひどい場合は、時計本体をキッチン用ラップで包んで水がかからないようにし、バンド部分をナイロンブラシで洗う方法もある。洗ったあとは水分を残さず、風通しの良い場所で乾かす。
なお、ラバーやシリコンは汚れを早めに拭き、直射日光を避ける。ウレタンは硬化やひび割れ、革は水や汗に注意する。時計本体が防水でも、バンドまで同じ扱いができるとは限らない。
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