「種カジのタネあかし」とは……▶︎すべての写真を見る――おや、スーツを着てお出かけとは珍しい。「そろそろ頃合いかなと思って投入したチャンバーフェローズのセットアップです。ジャケットはアンコン仕立て、パンツはアンクル丈。上品な見た目とイージーな作りのバランスが絶妙で、着心地が軽くて本当に気持ちいい。涼しくなってきたし、"着流しスーツ"の出番です」
――革靴ではなく、裸足にサンダル。さすが、ハズしがお上手。「スタイル的なヌケ感とともに、夏の余韻も楽しみたくて。オムガールズとエイチ ビューティー&ユースの別注ビーサンは、ミニマルでキュートな感じがツボにハマりました」
――インナーの色味にもヌケを感じます。「サングラスとサンダルはグロッシーな黒で揃えましたが、インナーまで同じテンションだと重くなりすぎちゃう。だからわずかに青みを足したような"スミクロ"で、トーン・オン・トーンを意識しました」
――ヨイ イニキの細チェーンネックレスも効いていますね。サングラスは、少々キャッツアイ気味?「そう、これはアーレムの1本。遊びと上品さを備えた、クドさのない造形がいい。フランス人女性デザイナーならではの、柔らかなエッジと言いますか。実は今日のネックレスも女性が作っていて、サンダルも本来はレディスブランドです。そんな女性目線のニュアンスを取り入れると、スーツがいっそう楽しくなりますね」
――広い視野の着流しアップデート。勉強になります!色と素材で差をつけて、気持ち良くを見栄え良く

ウールラボとSSZのコラボレーションカットソーをインナーに着用。「快適な着用感に加えて、適度にふくよかな素材感もメリノウール素材ならでは」。スミクロの色味だけでなく、質感もまたコーディネイトに好影響を及ぼす。
イージー仕様のスーツなら、オジサンにも優しい

セットアップは上下ともにXLサイズでゆったりと。「デザインのベースが綺麗だから、大きめを着ても子供っぽくならない。パンツは腰回りがイージーな仕立てになっていて、スタイルが気になり出したオジサンにもフレンドリー」。
アンクル丈とサンダルが奏でる、残暑の軽い関係性

足周りのコンビネーションで、涼しげで軽やかな印象を強くする。アンクル丈とビーサンが、日焼けした肌と情緒あるコントラストを形成。「黒くなった脚もグラデーションの一部かも。いずれにせよ、今年もたくさん遊んだなと(笑)」。
種市 暁●東京・下町出身の都市と自然を縦横無尽に行き来する旅男。現在は、フリープランナーとしてさまざまなモノ・コトを仕掛ける業界のキーパーソンに。ファッションや旅、グルメなどのとっておき情報が投稿されるインスタグラムも要チェック!
@taneichiakira