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マイベスト② Menpeki Ginger Noodlesの「よだれ鴨冷やし豆乳担担麺」


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2軒目にご紹介するのは、「Menpeki Ginger Noodles(麺壁生姜麺)」。

「Menpeki Ginger Noodles」は、井荻の実力店「中華そば麺壁九年」の3rdブランド。2024年5月、下井草駅(西武新宿線)から徒歩3分弱という至便な立地にオープン。「Ginger Noodles」の屋号が示すがごとく、「生姜」の涼やかな香りを織り込んだ1杯を繰り出すことで、瞬く間にスターダムへとのし上がった実力店だ。


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同店のレギュラー麺メニューは、「しょうゆラーメン」、「旨辛スタミナラーメン」、「つけそば」、「釜玉油そば」など。いずれの品々も上々の出来映えを誇るが、それにも増して、「限定メニュー」の完成度が飛び抜けて高いことで有名。

なかでも特に、夏季を中心に創作される「冷やし」の数々は、一品一品が一騎当千級の名品ぞろい。毎年、「冷やし」の提供開始を心待ちにするファンも、枚挙に暇がないほどだ。

そんな同店が、「生姜の冷やし中華」の後発メニューとして、8月19日から提供を開始した冷やしラーメンが「よだれ鴨冷やし豆乳担担麺」。



ほかの実力店と同じく、同店も定期的に冷やしメニューの内容を切り替えるが、「冷やし豆乳担担麺」の終売時期を確認したところ、「あと1カ月は、このメニューで頑張ります」とのことだったので、読者の皆さんは安心して足を運んでいただきたい。

オーダーしてから商品が提供されるまでに要する時間は5分程度。恭しく卓上へと供された「冷やし豆乳担担麺」は、豆乳を潤沢に湛え白みを帯びたスープを背景に、ラー油の「橙」、鴨肉の「桃」、ミニトマトの「紅」、生姜の「黄」、ネギの「緑」など、多彩な色彩が躍る見目麗しきビジュアル。



スープをすすれば、豆乳の豊潤なコクの合間にラー油のウマ辛がじわり浸透し、舌上で元々結ばれることが運命付けられていたかの如く重なり合う。並外れたクオリティを誇示するうま味は、有無を言わせぬ説得力を持ち合わせ、瞬く間に意識はめくるめく滋味の奔流へと飲み込まれる。

食べ進めるにつれて生姜の香味が徐々にスープへと溶け込み、味わいが移ろう仕掛けも、心憎い限りだ。複数のうま味が束となって味蕾の芯を穿ち、生姜の華やかな香りが鼻腔を陶酔へと導く。ジューシーかつ上質な鴨肉に「箸休め」としての機能を持たせるというこの上なく贅沢な構成は、この1杯が採算を度外視した「限定」だからこそ成せる業だ。

店を出る頃には、この1杯をまた口にしたい、という欲望が頭をもたげてしまった。絶対に外さない“冷やし”をご所望であれば、この1杯に狙いを定めるべし。冷やしラーメンにしてはもちろん、「冷やし担々麺」としても最高峰に近い位置に座する逸品だ。
Menpeki Ginger Noodles
住所:東京都杉並区下井草3-39-15
営業:11:30〜15:00/18:00〜21:00
定休:不定休
X:@menpekiginger

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