余白の時間が変化に気づくきっかけをくれる
自転車競技のスポーツドクターとして、レースの現場に立つことも。スピードが速く、落車のリスクも高い自転車競技では、応急処置にあたる医師の存在が欠かせない。趣味として楽しむ自転車は、医師としての活動にもつながっている。また、自転車でキャンプに行くこともあるのだとか。
多忙な日々のなかで、岡本さんが大切にしている時間のひとつが自転車だ。週末だけでなく、普段の通勤にも使っている。特別に運動の時間を確保しなくとも、日常の移動そのものが体を動かす時間になっている。
「無心でペダルを回したり、呼吸や路面に意識を向けたりしていると、仕事で考えなければいけない問題から適度な距離ができるんです。そういった余裕があることで、体調やメンタルの変化に気づきやすくなっているかもしれません」。
自転車に乗った後は、体は軽く疲れていても、気分がフラットになり、頭の中がすっきり整理される感覚があるという。メンテナンスや車体を組み上げる時間も楽しみのひとつだ。
食事は完璧を目指さない。不足を補い、記録を習慣化する
「朝は卵やヨーグルト、果物など。昼はオフィス近くのスーパーで野菜や魚を選ぶことが多いですね。食事は8割ぐらい整っていれば十分。2割ぐらいは好きなものを楽しめばいい。食事管理そのものがストレスになってしまっては本末転倒ですから」(岡本さん)。
健康管理の土台として、岡本さんが大切にしているのが食事だ。とはいえ、多忙な日々の中ですべてを完璧に管理できているわけではない。
「夜は会食が多いので、それ以外の食事で帳尻を合わせるようにしています。野菜やタンパク質をしっかり摂る、水分を摂る、空腹のまま長時間過ごさない。そういう基本的なことを意識しています。
細かな栄養計算をしているわけではなく、数日単位でバランスが取れていればいいという考え方です」
岡本さんは小学生の頃から、食事を含めた日々の記録を続けているという。何を食べたかを振り返ることで、野菜が少ない、タンパク質が足りないといった偏りにも気づきやすくなる。こういった記録を習慣化することで、日々の変化にも敏感になれるのかもしれない。

補う、という部分においてサプリメントについても聞いてみた。
「アメリカで仕事をしていると、健康管理もその人の自己管理の一部として見られていると感じます。周囲の起業家やビジネスパーソンを見ても、運動や食事に気を配りながら、サプリメントを生活の中に上手に取り入れている人は多いですね。
生活習慣や環境によって不足しやすい栄養素がはっきりしている場合は、食事の補助として取り入れるのは合理的だと思います」
岡本さんなら、どのようなサプリメントを選ぶのか。
「成分や含有量が明確で、品質管理の根拠があるもの。いかにも“すごそう”に見えるものより、安全で信頼できるものを選びたい」
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