▶︎動画を観る!新しいアイテムを前にすると、好奇心と保守的な気持ちのせめぎ合いから手を出すにはいささか勇気がいる。では、勝手知ったるスタッフのお墨付きならばどうだろう。
今回訪れたのは「ポーター 表参道」。吉田カバンといえば、ポーターの「タンカー」シリーズやヘルメットバッグが代名詞だが、次代の定番を担うポテンシャルを秘めたアイテムがもっか目白押しである。そのうえ、旅行にも格好とくれば試してみる価値は大いにアリだ。
【写真38点】「ポーター 表参道スタッフのガチ買いバッグ3選」の詳細を写真でチェック話を聞いたのは……
石田桃子さん●数多のプロダクトを実際に使用し、ラゲッジレーベルの染色技術も目の当たりにしてきた同店のトップコンシェルジュ。旅好きで、プライベートでは国内外へ頻繁に足を向ける。もちろんその相棒はポーターのバッグたちだ。
旅先でも便利!職人の技が冴えわたる巾着型バッグ
――こんにちは! 今日はスタッフさんが「実際に使って良かったアイテム」を聞きにきました。
石田 いらっしゃいませ! お出かけや旅行など、普段から私が個人的に愛用しているおすすめアイテムをご紹介しますね。ひとつ目はこちら、「L.L.」ブランドから展開している「トゥルーブルー」シリーズです。
ドローストリングバッグ6万9300円/L.L.(ポーター 表参道 03-5464-1766)
石田 「トゥルーブルー」という名前の通り、天然藍を使った藍染めで作られています。いくつか型がある中で、私はこの「ドローストリング」という巾着型を愛用しています。
石田 財布やスマートフォン、飲み物、折り畳み傘までスッポリと収まる絶妙なサイズ感で、中に何も入っていない状態でも綺麗なフォルムを保ってくれます。コーディネイトのアクセントとしても優秀ですよ。
――このサイズ感、本当に重宝するんですよね。それにしても、かなり手間暇がかかっていそうです。

石田 そうなんです。藍染めは薄い生地だと色が入りやすいのですが、こちらは生地に厚みがあるうえ、中のポケットまでムラなく染め上げるのはかなり難しい。手を休めると同じところに色が溜まってしまうため、常に手を動かしながら「染めては洗い、乾燥させる」工程を繰り返すことで、この深い青色が生まれます。
気温や湿度にも左右されるので、一概に「何回染めれば完成」という明確な基準がないんですよ。
――まさに職人技。「トゥルーブルー」シリーズには“土に還る”というコンセプトもあるそうですね?
石田 はい。カバンの素材、染色の原料など、すべて自然由来なので、カバンとしての役目を終えたあとは土の中で成分解性し、自然に還っていくんです。染色に使用する水も井戸水なんですよ。例えば、留め具にはエゾジカのツノを使用しています。春先に生え変わるタイミングで自然に抜け落ちたものを使っているんです。金属やプラスチックのパーツも一切使用していません。
――素敵なアイテムですね。石田 環境に優しいだけでなく、実用面でも抜かりはありませんよ。背面と前面の内側にポケットを備えているので、細々としたアイテムの収納にも便利です。
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