歴代のオリンピックモデルがセットになったコレクションボックスをはじめ、数多の“想い出”が並ぶ。コーディネイトにアクセントを添えるカラフルなモデルから、シンプルなモノクロの3針まで。収集の幅は広いが、コンパクトサイズの「ジェント」シリーズがほとんど。ハマるきっかけとなった「ジェリーフィッシュ」は復刻版を手に入れるも、現在は行方知れず。
現在は何本所有しているか定かではありませんが、最近では世界的な美術館とコラボしたアートなモデルに注目しています。グスタフ・クリムトやJ・M・W・ターナーの名画をモチーフにした一本は、やはり気分的にもアガる。
もともと僕は、“いい意味でバカバカしい”デザインが好きでした。ダイヤルでプールを表現して、芝生をモチーフにしたストラップには赤いクルマが停まっていたり。セントバーナードの顔が描かれたダイヤルデザインで、毛色を表現したバイカラーのストラップに樽がくっついていたり。
でも、そういう“攻めた”スウォッチは最近あまり見られない。個人的な意見として、少し寂しいですね。

今改めて、僕がスウォッチに求めているもの。それは少年心に憧れたメカメカしさであり、大人が身に着けて“かわいい”と思える感覚です。そんな時計が、年を重ねるごとに似合ってきたなと思える。これってすごくうれしいことですね。
中室太輔●1981年生まれ。PR・ブランディングオフィス、ムロフィスの代表として多くのブランドを支え、バッグブランドのモノリスを手掛けるなどヒットメーカーとしても活躍。スウォッチ愛は“本家”の耳にも届き、特別なノベルティを贈呈された。
9月号別冊「OCEANS WATCH」から抜粋。さらに読むなら本誌をチェック!