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すべての写真を見る時計の本質が計時機能であるならば、ダイヤルは本質を映し出す鏡だ。刻一刻と流れる時間を着用者に面と向かって伝える、表情豊かな“顔”ともいえる。
ここではクラフツマンシップを宿す無二の面構えを、特別な数字から紐解いていこう。
約45日の手仕事が描く唯一無二の目鼻立ち
K18PGケース、38㎜径、自動巻き。517万円/オーデマ ピゲ(オーデマ ピゲ ジャパン 03-6830-0000)
「オーデマ ピゲ/CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ オートマティック」波紋のようなデザインに数百の微小な凹凸を重ねることで、彫りが強調されて目鼻立ちの整った顔つきに。「シグネチャー」と呼ばれるこのエンボスパターンは、スイスのギョーシェ職人ヤン・フォン・ケーネル氏とブランドのデザインチームによって考案されたタイムレスな専売特許だ。
スタンピング型の形成から色付けまで、誇り高き芸術は約1カ月半の時を経て具現化する。
美しき6種のギョーシェに職人技の極致を見る
K18WGケース、41㎜径、手巻き。790万9000円/ブレゲ(ブレゲ ブティック銀座 03-6254-7211)
「ブレゲ/クラシック クロノメトリー 7727」シリコン製のテンプや磁気を制御するマグネット・ピボットにより、圧巻の精度とタフネスを実現。“内面”に革新を宿した名機は、“外見”に揺るがぬ品格を讃える。
コートドジュネーブやクル・ド・パリ、サンバーストをはじめ、合計6つのギョーシェパターンをホワイトゴールドのダイヤル上にバランス良く配置した。奥行きのあるデザインは、視認性の向上にも寄与する。
0.05mmだけ差をつけたオリジナルの多層構造
ノルテック×ラバーケース、42㎜径、自動巻き。96万8000円/ノルケイン(ノルケイン・ジャパン 03-6864-3876)
「ノルケイン/ワイルド ワン カーキ」「ワイルド ワン」。ブランドのフラッグシップモデルは、リリースのたびに驚きをもたらす時計界の“スペシャルワン”だ。素材開発から針の製造まで複数のプレミアムファクトリーと手を結ぶなか、レーザーカットの文字盤は名門「モントレモ」社と共同開発。
0.05mmずつ厚みを変えたプレートの3層構造ダイヤルは、緻密で力強い共創そのものを体現するかのよう。
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