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マイベスト③ 麺尊 RAGEの「冷やし煮干しつけ麺」


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東京を代表する淡麗醤油ラーメンの名店「麺尊 RAGE(めんそん レイジ)」。本店のほか、花小金井、中野、麻布台ヒルズにも店舗を構え、軍鶏を使用した醤油ラーメンを看板に据えながら、煮干しそばやまぜそば、つけそばまで幅広いメニューを展開しています。

今回は本店にて実食。

「冷やしニボつけ」などと表記されることも。

Xでは「冷やしニボつけ」などと表記されることも。


夏季限定かつ西荻窪本店のみで提供される「冷やし煮干しつけ麺」は、Xでのみ告知される知る人ぞ知る一杯。「RAGE」の煮干しつけ麺を冷やし仕様で味わえるとあって、煮干し好きとしては見逃せません。
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麺には昆布水、つけ汁は別丼という王道のスタイル。しかし、両方の器が運ばれてきた瞬間からひんやりとした冷気が伝わってきます。

昆布水つけ麺という人気ジャンルをベースにしながらも、「冷たい煮干し」を主役に据えたRAGEらしい一杯です。



麺は締めすぎず、ほどよくしなやかさを残した中細麺。昆布水をまとわせることで、そのまますするだけでも旨みがじんわりと広がり、滑らかなすすり心地を楽しめます。



つけ汁には背黒、平子、焙乾ウルメを使用。

昆布水の旨みと煮干しの風味が重なり合い、冷たいからこそ煮干しの輪郭がより鮮明に感じられます。そこへキレのある醤油ダレが全体を引き締め、後味には煮干し由来のほのかなビターさも。冷たいつけ汁だからこそ重たさがなく、思わず飲むように麺をすすってしまいます。

さらに、とろろ昆布を少しずつ溶かしていくと昆布の旨みが重なり、魚介の厚みがより一層増していきます。



つけ汁に浮かぶ玉ねぎと万能ネギも名脇役。爽やかな香味が加わることで、最後まで涼やかな印象を保ったまま食べ進められます。



卓上にはRAGEオリジナルの調味料も並びますが、この一杯でぜひ試してほしいのが「ニンニク青唐酢」。

ニンニクの力強い香りに青唐辛子の爽快な辛味、さらに酢の酸味が重なり、煮干しの風味を損なうことなく新しい表情を引き出してくれます。

麺を食べ終えたらスープ割りを注文。温・冷から選べるので、今回は冷たいスープ割りをお願いしました。

冷たい煮干しスープが加わることで、最後まで温度を変えずに楽しめるだけでなく、煮干しの香りももう一段広がります。冷やしならではの世界観を崩さず締めくくれるのも、この一杯の魅力です。



Xのみで告知される限定メニューということもあり、まだ知る人ぞ知る存在ですが、その完成度はさすがRAGE。提供は9月末までの予定です。

冷やしにすることで煮干しの輪郭や醤油のキレを際立たせ、昆布水や冷製スープ割りまで含めて一つの料理として組み立てられています。夏だからこそ味わいたい、名店らしい完成度の高い冷やしつけ麺でした。
麺尊 RAGE
住所:東京都杉並区松庵3-37-22
営業:11:00〜15:00(L.O14:50)、18:00〜21:00(L.O20:50)
定休:なし
X @menson_rage

SUSURU=写真・文 池田裕美=編集

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