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すべての写真を見る機械式時計の性能における進化もさることながら、近年は、よりいっそうエクステリアの装飾性において磨きがかかっている。ここに現代の新スタンダードとなりそうな要素を挙げていきたい。
ムーブメントまでも美しく見せるオープンダイヤル、クラフツマンシップが透ける装飾技法、目にも楽しい魅せる機構、そしてニュアンスカラー、リバイバルしている宝飾的な素材使いに注目したい。
[新スタンダード①]魅惑のオープンダイヤル
ブレゲの伝統を余すところなく見せる旗艦モデル
K18WGケース、38㎜径、自動巻き。761万2000円/ブレゲ(ブレゲ ブティック 日本橋三越本店 03-6665-0143)
「ブレゲ/トラディション 7037」「トラディション=伝統」を名乗る本作は、ブレゲが歴史のなかで培ってきた技術の結晶だ。
地板に左右対称的に配置された輪列や、12時位置に配置されたブレゲ数字のエナメル文字盤にブレゲ針、中央の香箱にはグルネイユと呼ばれる渦状装飾も。何よりブランドカラーのブルーが鮮やかな、出色の旗艦モデルといえる。
デザインを遊ぶセンスがダイヤルから溢れ出る
チタンケース(DLC加工)、39㎜径、自動巻き。346万5000円/エルメス(エルメスジャポン 03-3569-3300)
「エルメス/エルメスH08スケレット」円と正方形を組み合わせた特有のリズム感が魅力のコレクション「エルメスH08」に、専用設計の自動巻きスケルトンムーブメントを搭載した最新作。
ケース形状に沿うミニッツトラック、独自のフォント、ストラップに合わせた色使いなどセンス抜群。ケースのマットな質感とミラーポリッシュ仕上げも見事。
[新スタンダード②]匠なダイヤル装飾
自然美を宿した装飾でミステリアスな仕組みを飾る
SSケース、40㎜径、自動巻き。601万7000円/パルミジャーニ・フルリエ pfd.japan@parmijaiani.com
「パルミジャーニ・フルリエ/トンダPF クロノグラフ ミステリューズ」7時半位置のプッシャーを押すと2本のRG針がWGの時分針の裏から登場。クロノグラフを作動させるとWGの針3本がクロノグラフの役割を担い、RG針が常時表示に切り替わる。
ミステリアスな機構を、バーリーコーン柄の手彫りギョーシェとミネラルブルーの文字盤、Ptベゼルでラグジュアリーに彩る。
岩手山の雪月夜を模した繊細な型打ち模様が白眉
ブライトチタンケース、縦51.5×横43.2㎜、自動巻き。198万円/グランドセイコー(セイコーウオッチ 0120-302-617)
「グランドセイコー/エボリューション9 コレクション テンタグラフ SLGC001」グランドセイコーの機械式時計の生まれ故郷「グランドセイコースタジオ 雫石」から望む岩手山の雪月夜をダイヤルに表現。毎秒10振動で3日間持続する高性能な自動巻きクロノグラフ「テンタグラフ」を搭載する。
独自のデザイン文法でスポーティに進化させたケースやブレスレットと相まって端正な顔立ちに。
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