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すべての写真を見るブランドを支える、いわば「顔」となる定番的な一本。ただ、その地位にあぐらをかいているわけではない。
時代の流れを取り込みながら、ディテールを変えて、絶えずアップデートを続ける各社の歴史そのものでもある。それゆえに、ブランドが誇るさまざまな美点を表現した名品は、古びることなく輝き続けているのだ。
ここでは、培ってきた伝統を再解釈することで、新たな魅力を備えて未来を作り出す、温故知新なモデルを紹介する。
ツールウォッチの確かな由来を証明する“左リュウズ”
SSケース、44㎜径、手巻き。136万4000円/パネライ(オフィチーネ パネライ 0120-18-7110)
「パネライ/ルミノール デストロ」イタリア海軍のニーズに応えるべく開発された、ケース左側にリュウズプロテクターを配置した右手首(デストロ)用モデルからインスパイアされた新作。これによりダイビング機器を左手首に着用して、本機を右手で操作することができる。
ネイビーダイヤルを44㎜サイズのケースに収め、モダンな顔立ちに。
複雑機構を搭載しながら驚くほどコンパクトに
K18PGケース、36㎜径、自動巻き。価格要問い合わせ/A.ランゲ&ゾーネ 0120-23-1845
「A.ランゲ&ゾーネ/サクソニア・アニュアルカレンダー」1994年、グラスヒュッテにおける伝統の時計製造を再興させたブランドのファーストコレクションのひとつ「サクソニア」。2010年には複雑な構造を持つ、38.5㎜径のアニュアルカレンダーを発表。
最新作ではさらに36㎜径へと小径化を果たした。ヘリテージを継承しながら新時代に向かう名品誕生の予感。
時計史を飾る名作が60年の時を経て復刻
SSケース、35㎜径、自動巻き。36万3000円/オリス(オリスジャパン 03-6260-6876)
「オリス/スターエディション」1965年、オリスが重要な役割を果たしたスイス時計法の撤廃。公正さが担保された新時代の幕開けを飾る存在として66年に登場したのが「オリス スター」である。
その誕生60周年となる今年、現代の時計技術を用いてオリジナルを再現した本作は、35㎜の小ぶりサイズにして、美しいサイドのCラインが特徴的。
物事の幕開けを思わせる「ドーンブルー」が輝く
ブライトチタンケース、縦41.7×横38.8㎜、自動巻き。198万円/クレドール(セイコーウオッチ 0120-302-617)
「クレドール/ロコモティブGCCR995」巨匠ジェラルド・ジェンタがデザインし、1979年に発売された「クレドール ロコモティブ」。現代の技術でアップデートを遂げたモデルに新たなカラーが登場。
幾何学的な六角形パターンのダイヤルには、“夜明け”や“新たな物事の始まり”を意味するドーンブルーを採用。光を受ける角度によって異なる表情を見せる。
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