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「国の制度」という新たな壁に阻まれて


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インドでの3カ月は、木村さんにとって大きな転機となった。

武者修行が実を結び、現在、日本最高峰リーグ「JCL」では得点ランキング首位を走り、1試合181得点という歴代2位の記録も樹立。歴代トップ10に名を連ねる日本人選手は木村さんただ一人で、競技者としての実力は確実に伸びている。

しかし、IPLへの道を阻む壁は、クリケットの“技術”だけではなかった。
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現在立ちはだかっているのは、ビザをはじめとする制度の問題である。インドで外国人が長期間プレーするには雇用条件などのハードルがあり、「一人の練習生」として現地に滞在し続けることは簡単ではない。

それでも木村さんは悲観しない。

「今はビザの問題があって行けていないだけなんです。逆に言えば、行けさえすれば何とかなると思っています。環境が整って、2年間どっぷり練習して、試合にも出続けられたら、プロになれる自信はあります」。

インドで過ごした3カ月で、手応えは確信へと変わった。

「向こうでは朝から晩までクリケットだけをやって、試合でもどんどん結果が出るようになった。『なんか大物がいるぞ』『日本人らしいぞ』となれば、そこから道は開けると思うんです」。
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