今を楽しむ背中で魅せる父親像

現在、3歳と0歳の二児のパパであるりんたろー。さん。子供の服選びはママがメインながら、「これも可愛いよね」と自身の好みもさりげなく反映させているという。
「ママの着る服はすごくおしゃれで僕も大好きなんですけど、長男が着る男の子のファッションに対しては少し目線が違ったり、自分としては『お!?』って思うこともあって。そこはしっかり自分的にも格好いいと思えるコーデになるよう、ちょっと注意してます(笑)」。
そして、自身のファッションで購入するアイテム選びの目線も、最近は少し変わってきたという。
「上の子は男の子だから、将来はやっぱり自分が好きな木村拓哉さん的なアメカジスタイルもチェックしてほしいし、デニムとかも好きになってくれたらうれしいって思うようになりましたね」。
「子供もアメカジ好きになったら絶対楽しいですよね」。
「いい年になってきたら、“子供に引き継げる時計を”とかっていうじゃないですか。僕もやっぱり、将来息子に譲れるようなものを探したくて、例えばロレックスとか、サブマリーナあたりはアメカジ好きの自分もしっくりくるし、古いバブルバックとかも時代に関係なく格好いいですよね。
ただ、古いものは維持が大変だから、子供に渡す頃には修理できないぐらい風化してたらどうしようとか、色々考えちゃいますね」と新たな悩みも生まれているようだ。

かつて時代や流行に全力で振り回されてきたチャラ男は今、子供にも渡せるような、時間をかけて「育てる」モノ選びを行うパパへと変化を遂げていた。
「もちろん家族のことは大事にしながら、そのために自分を犠牲にするんじゃなくて、仕事もファッションも家庭も、パパ自身が人生を全力で楽しんでいる背中を見せていきたいと思うんですよね」。

「もう自分も40歳で、人間的にも味が出てくる年齢。違いのわかる渋い男には憧れますけど、根がチャラ男だからまだまだなれそうにはないです(笑)。
5年後、10年後にまた取材してもらったとき、『やっぱりまたブレて、今はハイブランドばっかり着てます!』って言ってるかもしれないし、ブレずに時計とデニムを育てているかもしれない。どんな選択をしてても、それはそれで僕らしいなって思います。
仕事も育児も全部繋がっていると思うので、家族を大切にするバランスを保ちながら、これからも自分らしく、全力でブレながら進んでいきたいですね」。
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撮影終了後、出発までのちょっとした時間も子供と目一杯遊び、楽しそうな笑顔を見せていたりんたろー。さん。
「全力でブレる」こということは、「全力で今を楽しむ」こととも言える。仕事もファッションも全力で楽しむりんたろー。さんは10年後も変わらず……いや、その時はきっと子供たちと一緒に、デニムかブーツか腕時計の前で、楽しそうに悩む姿を見せてくれるはずだ。