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名機かどうかより、最後に残るものかどうか

車、バイク、オーディオ。好きなものの話を聞いていると、黒田さんが何を大切にしてきた人なのかが、少しずつ見えてくる。
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「自分は一体何が好きなのかを考えるのが好きなんですよ。オーディオもいろいろなメーカーがありますし、長い歴史の中で名機と呼ばれるものもあります。でも、ただ時代に名を刻んだ名機だからいいということではなくて、その中でも自分が本当に好きだと思えるものがあるんです」。

その感覚は、車やバイクにも通じている。
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「ヨーロッパ車も含め、一通り乗ってきました。その中で、一番フィーリングが合ったのがアメ車だったんです。単純に見た目だけではなくて、自分の感覚に合うものがあったんだと思います。

街中で走っても、車もバイクも特別速いわけではない。でも、ゆったりとエンジンを轟かせながら走る感じが、自分の求めているものにすごく近いんです。インディアンに乗ったときも、ものすごくしっくりきました」。

そのとき、所有していたほかのバイクはすべて手放した。



「一時期は複数台持っていたんですけど、結局『これだ』と思えたので」。

いろいろ試して、最後に残るものを選ぶ。その積み重ねが、黒田さんのスタイルを形づくっている。その姿勢は、今年メジャーデビュー25周年を迎えたコブクロの音楽にもつながっている。
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