撮影車両は「レンジローバー ヴェラール」のプラグインハイブリッドモデル。全長4820×全幅1930×全高1685㎜、直列4気筒ターボエンジン、排気量1998cc、システム最高出力404PS、システム最大トルク640Nm、定員乗車5名。1232万円〜/ランドローバーコール 0120-18-5568
SUVにふさわしい場所を考えるときに、普通だったらアウトドアのアクティビティなどが真っ先に浮かぶだろう。けれどもレンジローバー・ヴェラールは違った。このクルマの目的地には、アート施設がふさわしいと思えたのだ。
最も優雅なレンジローバー
レンジローバーには現在、4モデルのラインアップが存在する。そのなかで、レンジローバー・ヴェラールの立ち位置は明快だ。それは、「最も優雅で美しいレンジローバー」であるということだ。
そのデザイン性の高さを改めて確認するために、神奈川県小田原市にある「小田原文化財団 江之浦測候所」へ向かった。現代美術作家の杉本博司がアートの起源を確認するというコンセプトで立ち上げたこの施設と対比することで、レンジローバー・ヴェラールの個性が際立つと考えたからだ。
ステアリングホイールを握るのは、19SOのブランドディレクター・鈴木真悟。レンジローバー・ヴェラールのオーナーでもある彼は、「プラグインハイブリッド仕様はモーターがアシストしているせいか、僕のV8エンジンより明らかに静かですね」と感心した様子を見せた。
夏至光遥拝100メートルギャラリーには、杉本博司の写真作品が展示される。夏至の朝、相模湾から昇る朝陽の光がこの空間を貫く。

江之浦測候所の見学は事前予約制で午前・午後の二部制。
レンジローバー・ヴェラールのエクステリアデザインのハイライトは、曲面がシームレスに連続する、凹凸を廃したサーフェイスだ。
江之浦測候所の夏至光遥拝100メートルギャラリーは、大谷石の壁と片持ちの屋根で支える構造で、対面となるガラス窓に柱は存在しない。37枚のガラス板が連続する、なめらかで削ぎ落とした美しさは、レンジローバー・ヴェラールに通じる。

突起のないスムーズな表面処理へのこだわりは、フロントだけでなくボディ全体に及ぶ。例えばドアノブを必要に応じてせり出す格納式にするなど、細部に至るまで徹底しているのだ。
鈴木さんは言う。「僕は4年前からヴェラールに乗っていて、今までだったらそろそろ乗り換えたくなるタイミングです。でもこのクルマはまったく飽きないどころか、ますます気に入っています。おそらく、シンプルなデザインだからこそ、奥深く感じるのだと思います」
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