【写真11点】「全身の色を合わせるだけでセンスが良くなる」の詳細を写真でチェック人が他人の服装を見たとき、シルエットやブランドよりも先に脳に飛び込んでくる情報、それが「色」だ。だからこそ、色彩を味方につけることは、お洒落への最短ルートと言える。
あれこれと色を散がらせるのではなく、全身をひとつのカラーパレットで統一する「ワントーン」スタイル。街の洒落者たちが実践する、色を軸にした着こなしのロジックを読み解く。
① アースカラーのワントーンを、名作小物で都会的に引き締める
帽子、ジャケット=ともに古着 眼鏡=エイチオプティカル Tシャツ=オーシバル パンツ=ディッキーズ ウォレットチェーン=ブルーナボイン 腕時計=ロレックス シューズ=エンジニアドガーメンツ×ヴァンズ
▶︎ツカダさんのスナップをすべて見るツカダさん(38歳)古着のジャケットと帽子、そしてディッキーズのパンツを、ベージュからオリーブにかけてのアーシーなカラーパレットで統一した無骨なスタイル。土臭くなりがちなアースカラーのワントーンを都会的に見せているのは、選び抜かれた小物のディテールだ。
インナーにオーシバルのTシャツを挟んで軽さを出しつつ、手元にはロレックスの腕時計、腰元にはブルーナボインのウォレットチェーンを輝かせている。さらに足元は、スニーカーのディテールカットにもあるようにエンジニアドガーメンツ×ヴァンズをチョイス。野暮ったさを削ぎ落とし、洗練された大人のワークスタイルを完成させている。

② 素材のコントラストで魅せる、夏のオールブラック
眼鏡=ジュリアスタートオプティカル ピアス=セリーヌ ネックレス=ティファニー Tシャツ=古着 パンツ=アクネストゥディオズ ブレスレット、リング=ともにエルメス リング2=シンパシーオブソウル シューズ=オールドジョー
▶︎翔さんのスナップをすべて見る翔さん(30歳)古着のTシャツにアクネ ストゥディオズのパンツを合わせた、夏のオールブラックスタイル。重く見えがちな黒のワントーンだが、素材感の異なる黒を重ねることで、のっぺりとした印象を回避し、奥行きのある着こなしに仕上げている。
そして、このストイックな黒の世界観に華を添えているのが、最高峰のジュエリーたちだ。ジュリアスタートオプティカルの眼鏡から、セリーヌのピアス、ティファニーのネックレス、エルメスのブレスレット&リングに至るまで、艶やかなシルバーアクセサリーのレイヤードが黒に映え、圧倒的な色気を放っている。足元のオールドジョーのレザーシューズがもたらす重厚感も完璧なバランスだ。

③ 爽快なブルーのグラデーションに、上質な小物を効かせて
帽子=クーパーズタウンボールキャップ 眼鏡=アヤメ スカーフ=ビームス ジャケット=アンライクリー シャツ=フレッシュサービス パンツ=スタジオニコルソン バッグ=スタンダードサプライ ブレスレット=古着 腕時計=カルティエ シューズ=ユナイテッドアローズ
▶山本さんのスナップをすべて見る山本幸夫さん(56歳)アンライクリーのジャケットにフレッシュサービスのシャツ、スタジオニコルソンのパンツという、シルエットの美しいアイテム群をブルーのグラデーションでまとめた爽快なスタイリング。首元に巻いたビームスのスカーフもブルー系で統一し、クーパーズタウンボールキャップのロゴまで色を拾うという徹底ぶりが素晴らしい。
この軽快なブルーのワントーンを大人の装いに引き上げているのが、ディテールに宿る上質感だ。腕元で静かに主張するカルティエの時計や、スタンダードサプライの端正なバッグ、そして足元のユナイテッドアローズのシューズが、着こなしに確かな品格を添えている。

④ ブランドの歴史を纏う。ラルフ ローレンで作るネイビースタイル
ジャケット、Tシャツ、パンツ、シューズ、帽子=すべてポロラルフローレン 腕時計=カシオ
▶︎S.Tさんのスナップをすべて見るS.Tさん(28歳)ジャケットからTシャツ、パンツ、シューズ、キャップに至るまで、見事にポロ ラルフ ローレンで統一したスタイル。全身を一つのブランドで固めるアプローチは、そのブランドが持つ世界観やカルチャーをそのまま自分のキャラクターとして表現できる強みがある。
ネイビーという色が持つ本来の誠実さやスポーティさが、ブランドのトラッドな魅力と完全にリンク。カシオの腕時計という意外性のあるチョイスも、全身のポロ ラルフ ローレンの印象が強いため、嫌味のない自然な抜け感として機能している。

⑤ クリーンな白に、アースカラーの小物で柔らかなニュアンスを
帽子=ニューエラ Tシャツ=ユニクロ スカート=ジーユー バッグ=アークテリクス シューズ=ニューバランス
▶︎Rさんのスナップをすべて見るRさん(22歳)ユニクロのTシャツにジーユーのスカートという、誰もが手に取りやすい日常着をベースにしたホワイトコーデ。全身を真っ白でまとめたクリーンな装いに、ベージュのニューエラのキャップや、グリーンのアークテリクスのバッグをトッピングしているのがポイントだ。
白が持つ特有の緊張感を、自然を思わせるアースカラーの小物が優しく中和。スポーツやアウトドア由来のアイテムを合わせても、決してハードにならず、どこか柔らかく親しみやすい印象に仕上がっている。足元のニューバランスがもたらす軽快さも含め、夏の休日にぴったりなリラクシングなムードだ。
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ワントーンは、ただ同じ色の服を着るだけではなく、アイテムのシルエットや背景にあるカルチャーを引き立てるための優れたキャンバスにもなる。今回の5人のスタイルを参考に、あなたならではの色合わせのロジックを見つけてほしい。