OCEANS

SHARE

ブルーフラッグが変えた現場の空気

彼らの挑戦を象徴する出来事に「ブルーフラッグ」の取得がある。デンマークに本部を置くNGOのFEE(国際環境教育基金)による国際的な環境認証制度で、環境に関する教育や安全管理、施設運営、保全などの項目で厳しい基準を満たしたビーチやマリーナ、観光船舶に与えられる。
advertisement

ヤンマーサンセットマリーナは昨年、アジアの湖として初めて認定を受け、今年も更新。その取得過程は現場の意識も大きく変えた。

ヤンマー マリーナ事業部 ハーバーグループ ハーバースタッフ 小森 光さん●船舶の揚げ降ろしや船体補修を担当。ボートカバー製作技術を持ち、それぞれの船に合わせたカバーづくりを行っている。ウェイクサーフィンの大会にも出場するなど、仕事でもプライベートでも水辺に親しんでいる。

ヤンマー マリーナ事業部 ハーバーグループ ハーバースタッフ 小森 光さん●船舶の揚げ降ろしや船体補修を担当。ボートカバー製作技術を持ち、それぞれの船に合わせたカバーづくりを行っている。ウェイクサーフィンの大会にも出場するなど、仕事でもプライベートでも水辺に親しんでいる。


ヤンマーコーポレーションマリーナ事業部の小森さんは「以前は、極端に言えば単純にボートの停泊場で働いているだけという感覚でしたが、自社の誇る環境性能のショーケースで働いているという自覚が芽生えてきました。環境を守るために、自発的に考えて動けるようになった」と話す。

ヤンマー マリーナ事業部 企画グループ長 ボート免許インストラクター 中村好美さん●学生時代から船について学び、現在は知識と安全な操船技術を伝えている。マリーナを拠点に、琵琶湖に親しむきっかけとなるイベントの企画・運営にも携わり、現場ではリーダー的存在として、人と水辺をつなぐ機会づくりを推進。

ヤンマー マリーナ事業部 企画グループ長 ボート免許インストラクター 中村好美さん●学生時代から船について学び、現在は知識と安全な操船技術を伝えている。マリーナを拠点に、琵琶湖に親しむきっかけとなるイベントの企画・運営にも携わり、現場ではリーダー的存在として、人と水辺をつなぐ機会づくりを推進。


「ブルーフラッグ」認証取得に向けてリーダーの役割を担ってきた中村さんは、もうひとつ重要な変化として安心・安全のレベルアップを挙げる。認定基準を維持すべく、自らの業務を見直す過程で、現場の行動や施設整備の精度が着実に向上した。そのような従業員の継続した取り組みが、利用客の安心・安全にもつながっている。
advertisement

また、施設運営を通じて、滋賀県やマリーナが位置する守山市との連携も深まった。琵琶湖を切り口とした30年の持続可能社会へ向けた目標設定「マザーレイクゴールズ(MLGs)」とも親和性が高く、湖の価値を普及させる場として期待がかかる。
4/4

次の記事を読み込んでいます。