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淡いピンクのプルオーバーニットを主役に、タイドアップとベージュのタックパンツで上品にまとめた。異なる素材や色を重ねながらも、全体はどこか軽やか。リラックス感とエレガンスを絶妙なバランスで行き来する。ニット38万3900円[予価]、シャツ18万4800円、パンツ20万3500円、タイ3万7400円、靴20万6800円/すべてルイ・ヴィトン

淡いピンクのプルオーバーニットを主役に、タイドアップとベージュのタックパンツで上品にまとめた。異なる素材や色を重ねながらも、全体はどこか軽やか。リラックス感とエレガンスを絶妙なバランスで行き来する。ニット38万3900円[予価]、シャツ18万4800円、パンツ20万3500円、タイ3万7400円、靴20万6800円/すべてルイ・ヴィトン 0120-00-1854


堀米さんは、1年のうち、3分の2はLAに滞在し、残りは海外遠征という多忙な日々を送る。
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「LAでは近所に公園があるので、そこでダラダラしたり散歩をしたりしつつ、家で映画を見たり。パリでファレル(・ウィリアムス)さんに会ったときに本をすすめてもらい、最近はそれを読んでいます。常に新たな道を切り拓いている彼の生き様には、本当に憧れます。

日本にいるときは友達と会ったり、仲間がいる地元のスケートショップに行ってくだらない話をしたり。あと、祖母の家には必ず行くようにしています。祖母が作る煮物料理が昔から大好きで。安心するとうか、ホッとするんです」。

スパンコールが煌めくカーディガンに、カーゴパンツのディテールを取り入れたスラックスを合わせたモダンなブラックスタイル。バッグが都会的なムードを添え、ストリートとラグジュアリーの境界線を軽やかに超越する。カーディガン46万4200円[予価]、カットソー参考商品、パンツ24万2000円、バッグ H22.5 × W32 × D18㎝ 156万7500円/すべてルイ・ヴィトン 0120-00-1854

スパンコールが煌めくカーディガンに、カーゴパンツのディテールを取り入れたスラックスを合わせたモダンなブラックスタイル。バッグが都会的なムードを添え、ストリートとラグジュアリーの境界線を軽やかに超越する。カーディガン46万4200円[予価]、カットソー参考商品、パンツ24万2000円、バッグ H22.5 × W32 × D18㎝ 156万7500円/すべてルイ・ヴィトン 0120-00-1854


今の時季、基本的にはTシャツにデニムというスタイルが多いが、訪れるエリアによってファッションも変えるという。古き佳きカルチャーが根差した、スケートボーダーとしての習性とでもいおうか。
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「例えば、同じ冬でもLAは暖かいのでTシャツが多いですが、日本やパリではジャケットを着たり、ダウンを羽織ったり。特にスケートボードをする際は、ロケーションごとにマッチしたファッションにこだわっています。そのほうがモチベーションも高まるので」。

優れたスケート技術と同じく、カルチャーも重要視されていることは前述のとおり。滑る際の場所や服装、音楽、デッキの裏に描かれたグラフィック……。それらすべてを含めて表現することで成立する“格好良さ”。幼い頃、堀米さんがそんな“格好良さ”を追い求める先にあったのは、日本のストリートのカリスマたちだった。

「年齢を重ねてファッションに興味を持つようになると、藤原ヒロシさんやNIGO®️さんなどのファッションやライフスタイルなどもチェックするようになりました。業界は違いますが、日本のカルチャーを世界に発信し続けている皆さんには、今もめちゃくちゃ影響を受けていますし、心からリスペクトしています」。



目の前のトリックを成功させることに夢中で、これまでは未来を思い描く余裕はなかった。だが27歳となった今は、その先に広がる景色を想像することが楽しいという。東京の下町で育ち、仲間たちとストリートを駆け抜けながら世界の頂点へ。その歩みは、日本のスケートボードカルチャーに新たな道を切り拓いてきた開拓者そのものだ。

「いつか、スケートボードの大会やイベントを手掛けるなどして、若手スケーターを育てられるような環境をつくりたいです。自分の周囲にはスケートボーダーだけでなく、アーティストやデザイナーなど、さまざまなカルチャーに精通する仲間がいるので、そういう人たちに力を借りながら、ホームのような温かい場所をつくれたらなって。そこから新しい日本のスケートボードのカルチャーが生まれたら最高ですね」。

世界最高峰の舞台で戦い続けながら、帰国すれば地元の仲間と笑い合い、祖母の煮物にほっとする。そんな、素の自分になれる温かな“ホーム”の存在が、堀米さんを世界一のスケートボーダーへと導いた。次に彼が描く未来にも、きっとそんな温もりが息づいているはずだ。
堀米雄斗●1999年生まれ。東京都江東区出身。6歳からスケートボードをスタート。東京五輪、パリ五輪で金メダルを獲得し、男子ストリート種目で2連覇を達成。ルイ・ヴィトンのアンバサダーとしても活躍する。

OCEANS8月「街角パパラッチ」号から抜粋。さらに読むなら本誌をチェック

清水将之(mili)=写真 菊池陽之介=スタイリング 鈴木竜也=ヘアメイク オオサワ系=文 ※着用衣装は一部、2026年秋冬メンズ・コレクションより。

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