
メルセデス・ベンツのフラッグシップサルーン「Sクラス」が、フルモデルチェンジを果たした。車両全体の50%以上、約2,700点もの部品が新規開発・再設計されたという、モデル史上最大規模の改良だ。
1886年にカール・ベンツが自動車の特許を取得してから140周年という節目に誕生した今回のSクラスは、まさに同社の革新の集大成といえる一台。エクステリアから知能化技術、安全装備まで、その進化のポイントを見ていこう。
より威厳を増したエクステリア

フロントマスクでまず目を引くのが、従来比で約20%拡大されたという大型のラジエターグリルだ。

クローム仕上げのルーバーは3本から4本に増え、星をあしらったスターパターンと相まって、より格調高い表情に仕上がっている。さらにSクラス史上初めて、グリル自体が光る「イルミネーテッドラジエターグリル」を採用。星形のデザインを施したデジタルライトと合わせて、夜間でも強い存在感を放つ。

サイドには「Mercedes-Benz」のロゴが地面に浮かび上がる新デザインのプロジェクターライトを採用。乗り降りの際に足元を照らすだけでなく、ちょっとした特別感を演出してくれる仕掛けだ。

リアエンドは、クロームフレームで縁取られた片側3つのスターモチーフが特徴的な新デザインのコンビネーションランプが採用され、ブランドらしい存在感を強調している。
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