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それでもリセールは厳しい

とはいえ、EVに弱点がないわけではない。リセールバリューでは、EVはまだハイブリッド車やガソリン車より不利なケースが多い。
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理由は単純だ。まだ日本ではEVが少数派だからである。

例えばSuper ONEが約7000台を受注したと聞くと大ヒットのように感じる。しかし同じホンダのN-BOXは昨年(2025年1月〜12月)一年間だけで20万台以上売れている。

その人気の差は、中古車では価格の差となり、買取価格の差となる。その現実は認める他ない。
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充電スポット問題は慣れれば気にならない

トヨタbZ4Xは2025年10月の改良で航続距離が最大746kmにまで延びた。

トヨタbZ4Xは2025年10月の改良で航続距離が最大746kmにまで延びた。

また、EV未体験者が気にするのは充電環境だろう。たしかにガソリン車のように、どこでも数分で満タンというわけにはいかない。

しかし実際にEVへ乗り換えると、その不安は意外なほど早く消えていく。どこに充電器があるか自然と覚えるし、何より、自宅に充電設備を設置してしまえば日常生活は劇的にラクになる。

工事内容にもよるが、工事費用はおおむね10万〜30万円程度。夜のうちに充電しておけば、毎朝“満タン”に近い状態で出発できる。

それに最新のEVは、どんどん長距離走者になっている。例えば2022年5月に登場した日産サクラの航続距離は180km、2025年9月に登場したホンダN-ONE e:は295km。ほぼ同サイズの軽EVで比較しても、約3年で約1.6倍も延びた。最新世代のEVでは600km級も珍しくなくなってきたし、bZ4Xは最大746kmの走行が可能だ。

近距離利用が中心の場合はもちろん、最新車なら外部の充電スポットを使う機会もそれほど多くないだろう。

少なくとも東京都在住なら、一度は真面目に計算してみる価値がある。もしかすると、次の愛車候補はEVになるかもしれない。

籠島康弘=文

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