プレッピーを形作る“三種の神器”は永遠の憧れ

リネンのシャツと同様に、伊藤さんにとって親近感があるのが、トミー ヒルフィガーの定番として長年愛されるポロシャツである。
それは、多感な時期に憧れたアメリカンなスタイルのユニフォームのひとつだ。

「’90年代に洗礼を受けた格好といえば、やっぱりアメカジです。でも自分がより憧れを抱いたのは、映画の中の世界。アメリカの学生たちのプレッピーな装いは、いくつになっても忘れられないルーツになっています」
胸にシンプルなフラッグロゴ刺繍をあしらったコットンのポロシャツは、伊藤さん世代には揺るがない定番だ。
ポロシャツ1万5400円、デニム1万9800円、靴4万4000円/すべてトミー ヒルフィガー 0120-266-484
そしてポロシャツと同様に外せないのが、濃紺のデニムと素足に履くローファー。
「若い頃はカチカチのローファーを無理して履いたり、硬いリジッドデニムを合わせたりしていましたが、今はローファーの木型はスマートでも革は柔らかく、インディゴデニムもストレッチが効いている。いい時代になりました(笑)」
アメリカンプレッピーはかつての憧れだったが、大人になり親になった今、伊藤さんの中では、また見え方が変わってきたという。

「品のあるポロシャツやプレッピーなテイストのアイテムは、これから増えるであろう子供の学校行事で、欠かせないものになりそうです」
さらに子供がもう少し大きくなって、モノ選びがしっかりできるようになった将来。伊藤さんがぼんやりと描くビジョンがある。
「いつか上品なポロシャツやニットタイを、子供からギフトしてもらえたら最高ですよね。今はそっちに憧れています(笑)」
3/4