
大人がキャップを被る際、最大の懸念は「子供っぽく見えないか」という一点に尽きる。
だが、街の洒落者たちはその壁を鮮やかに飛び越えて見せる。5人のスナップから見えてきたのは、キャップを単なる日除けではなく、スタイルを完結させる「大人のスパイス」へと昇華させるための、具体的かつ真似しやすい正解集だ。
【写真11点】「お洒落な大人はキャップをどう被る?」の詳細を写真でチェック ① 白ショーツ×イエローキャップで作る、都会的な「大人の夏休み」スタイル
帽子=不明 Tシャツ=サダムヨシザワ パンツ=リラックスフィット シューズ=コンバース×エムエイチエル
▶︎吉川さんのスナップをすべて見る吉川雄大さん(29歳)ホワイトのTシャツに、膝上の白ショーツを合わせた、潔さが際立つ装い。その最大のポイントは、頭上に配した鮮やかなイエローのキャップだ。膨張しがちなオールホワイトの着こなしに、キャップとソックスで挿し色を加えることで単なるリゾート着ではない都会的なエッセンスを注入している。
白ショーツという一見ハードルの高いアイテムも、キャップの色彩で洒落へと昇華させた、実に計算されたバランス感覚だ。
② ストリートの「深み」を重ねる、こだわり抜いたブランドミックス
帽子=スケートワークス パーカ=フィフスジェネラルストア Tシャツ=古着 パンツ=ウィリーチャバリア ウォレットチェーン=サンローラン リング=バニー シューズ=ヴァンズ
▶︎カサハラさんのスナップをすべて見るカサハラさんスケートワークスのキャップを軸に、フィフスジェネラルストアのパーカやウィリーチャバリアの長めのカーゴショーツを合わせた、高感度なストリートスタイル。
一見ラフな装いだが、サンローランのウォレットチェーンやバニーのリングといった、ラグジュアリーかつエッジの効いた小物を効かせることで、大人の品格を死守している。足元のヴァンズに至るまで、自身のルーツと「今」の気分を色濃く反映させた、玄人好みのキャップ使いだ。
③ シュプリーム×ラルフ。王道ブランドで描く「大人のストリート・トラッド」
帽子=シュプリーム シャツ=ポロ ラルフ ローレン Tシャツ=古着 パンツ=ラコステ リング=ギンザタナカ シューズ=ビルケンシュトック
▶︎高野さんのスナップをすべて見る高野雄史さん(35歳)シュプリームのキャップに“ラルフ”の半袖シャツを羽織った、ハイブリッドな着こなし。ストリートの象徴であるキャップを、あえてシャツと合わせることで知的な品格をプラス。
足元は鮮やかなビルケンシュトックで外しつつ、指元にはギンザタナカのリングを光らせる。ブランドの背景をミックスさせながらも、清潔感を損なわないバランス感覚が見事。
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