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すべての写真を見る時計は道具としての価値を超え、もはやその人の生き方やスタイルを雄弁に物語る「名刺」のような存在。なかでもロレックスは、手にするまでの背景や選んだ理由に、持ち主の個性が色濃く表れるブランドだ。
本連載では各業界で活躍する大人たちに“名刺代わりのロレックス”を徹底取材。なぜ数ある時計のなかから、そのモデルを選び、どんな時間を共にしてきたのか。
市場価値やスペックだけでは測れない、人生に寄り添うロレックスの魅力を、これまでの全アーカイブとともに紹介しよう。
「名刺代わりのロレックス」全記事はこちらから!漫画家・かっぴー×「「オイスター パーペチュアル デイトジャスト」

『左ききのエレン』などのヒット作で知られる漫画家のかっぴーさん。彼にとっての“名刺代わりのロレックス”は、自ら選んだものではなく「父から受け継いだ」という1本だ。
「自分では選んでいないのに、今ではいちばん自分らしい時計になった」と語る白文字盤の「デイトジャスト」は、彼にとって時計以上の意味を持つ、いわば“家紋”のような存在。

日常のあらゆるシーンに馴染むこの時計は、多忙な日々のなかでふと自分のルーツを思い出させてくれる。スペックを超えた精神的な重みが、彼のクリエイティビティの重心を定めているようだ。
ノア ジャパン ディレクター・中根吉浩×「サブマリーナー」

「デニムといえばリーバイスを選ぶように、時計も王道から付き合いたかった」と語る中根さん。自身のライフスタイルと密接に関わるヴィンテージウェアに馴染むモデルを追い求め、たどり着いたのが1969年製の「サブマリーナー」だ。
数々のモデルを経て選んだのは、主張しすぎないマットな質感と、アメリカ製のブレスレットを備えた個体。自身のルーツであるアメリカンカルチャーへのリスペクトが、その手元に凝縮されている。

サーフィンを愛し、海の男たちのスタイルに惹かれる中根さんにとって、武骨さと品格を併せ持つこのダイバーズは、日々の着こなしに欠かせない最強の相棒となっている。
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