
仕事で脂がのり、家庭でも父親としての役割が板についてきた30〜40代。充実した日々を送る一方で、ふとした瞬間にパートナーとの距離感を感じたことはないだろうか。
相模ゴム工業による2026年の調査では、なんと男性の半分以上がセックスレスを実感していることが判明。
本記事では、加齢とともに変化するスキンシップの実態や男女間で生じている意識のズレを紐解いていく。
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すべての写真を見るセックスレスの実態と男女の温度差
まず、1万615人に「セックスレスだと思うか?」という質問を投げかけたところ、30代男性の51.4%が自らの夫婦関係についてセックスレスだと感じていることがわかった。
さらに年齢が上がるにつれてこの傾向は強まり、40代では60.2%、50代では68.7%に達する。
N=10,615(既婚者8,797+未婚者で交際相手あり1,818)
一方、女性は30代が49.7%で、40代と50代はほぼ同率の59.3%・59.4%という回答だった。
つまり、年代が上がるにつれて男女ともにセックスレスを実感する割合が増えており、多くの夫婦が共通の現実に直面していることがうかがえる。
しかし、双方が同じように現状を問題視しているかというと、必ずしもそうではないようだ。
N= 10,979(既婚者8,797+未婚者で交際相手あり1,818 +未婚者で交際相手なしかつセックス相手あり364)
「セックスの重要性」では、30代男性の81.3%、40代で70.4%が「重要」と回答。一方、女性は30代が58.9%、40代では45.3%にとどまっている。
男女間における「性」へのモチベーションには明確な乖離が見られるのだ。
加えて「もっとセックスをしたいと思うか」という問いに対しては、30〜50代男性のいずれも7割以上が「したい」と回答したのに対し、女性は30代で41.2%、40代で33.9%、50代に至っては20.9%と、ここでも大きな意識の違いが見られる結果になった。
N= 10,979(既婚者8,797+未婚者で交際相手あり1,818 +未婚者で交際相手なしかつセックス相手あり364)
こうしたギャップが生まれる背景には、パートナーへ求める役割が変化していることが考えられる。
男性がセックスを通じて「男としてのアイデンティティ」の再確認を行いたいのに対し、女性は、夫を異性として見る前に、「日常を共に生き抜くパートナー」としての連帯感を求めてしまう。
この視点のズレが、男女間の温度差をより鮮明にしているのかもしれない。
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