連載「The BLUEKEEPERS project」とは……KEEN(キーン)が、バリを拠点とするサステナブル・デザインスタジオ「Space Available」と初のコラボレーションを発表。ブランドを象徴するモデル「UNEEK」を再構築した「UNEEK 360」をリリースする。
▶︎すべての写真を見る
「UNEEK 360」2万5300円/KEEN×Space Available(キーン・ジャパン keenfootwear.jp)
ベースとなったのは、KEENの代名詞でもある2本のコードで足を支える「UNEEK」の構造。その個性的なシルエットを活かしつつ、「UNEEK 360」ではモジュール式かつ接着剤不使用に再設計された。従来の接着剤を使わないことで、フットウェア製造における有害化学物質の低減につなげたという。

そのほかの素材使いにも、本コラボの姿勢が表れている。コードやアッパーにはリサイクルP.E.T.由来の素材を採用。高い耐久性を備えながら、使用後の分解まで視野に入れた設計になっている。ただ作って終わりではない、次の時代の靴づくりを感じさせる。
デザイン面では、海や自然界から着想を得たカラーパレットを採用。シュータンには手縫いのコラボロゴ、さらにリサイクル素材のチャームをあしらうなど、Space Availableらしいクラフト感のあるディテールも利いている。

また、今回のコラボレーションではキャンペーンフィルムも制作。東京のレコードショップを巡る旅を舞台に、文化的なつながりやコミュニティへのリスペクトを描きながら、両者に共通するクラフツマンシップや意識的な暮らしの価値観を表現された。
◇
サンダルでもスニーカーでもなく、街にも自然でも活躍の機会を選ばない。そんなKEENらしさに循環型デザインという新しい視点が持ち込まれた「UNEEK 360」。環境に良いことは、これからの良い靴に必須な条件のひとつだろう。