
タフで、武骨で、どこかクリーン。ワークパンツの代名詞「ディッキーズ」は、30〜50代の大人たちにとって、流行を超越した信頼の証だ。
今季、街の洒落者たちが選んでいるのは、やはり「ローテクスニーカー」とのコンビネーション。肩の力は抜けているのに、足元は妥協しない。そんな大人のスタンダードな春の着こなしを検証。
【写真11点】「春のディッキーズコーデ5選!」の詳細を写真でチェック ① 本格デニムとディッキーズで作る、西海岸風の骨太な春スタイル
Gジャン=ティーシービージーンズ Tシャツ=ブリッジ パンツ=ディッキーズ シューズ=アディダス 帽子=ブリッジ 眼鏡=ブラックフライズ 腕時計=カシオ
▶加藤さんのスナップをすべて見る加藤茂行さん(46歳)質実剛健なGジャンにディッキーズを合わせた、アメカジの王道を征くスタイル。ワークウェア特有のタフな質感を主役に据えつつ、インナーや帽子にブリッジのアイテムを配することで、全体に軽快なストリートのニュアンスを注入している。
で、足元はアディダスのローテクスニーカー。ボリュームを抑えたクラシックなフォルムと派手なレオパードが、ディッキーズの直線的なシルエットを美しく引き立てる。

② 木梨サイクルの遊び心を、名脇役たちが都会的な顔立ちに変える
パーカ=木梨サイクル Tシャツ=不明 パンツ=ディッキーズ シューズ=ヴァンズ 眼鏡=トムフォード 腕時計=セイコー アクセサリー=プエブコ
▶渡邉さんのスナップをすべて見る渡邉亮一さん(42歳)親しみやすさとセンスが同居する「木梨サイクル」のパーカに、信頼のディッキーズを合わせる。カジュアルな装いだが、絶妙なサイズバランスと計算された小物使いにより、街に馴染む洗練されたオーラを放つ。
足元には、ローテクスニーカーの象徴であるヴァンズをセレクト。プエブコのアクセサリーで細部までこだわりを見せつつも、全体としては力まない大人の余裕を感じさせる、ハイレベルな日常着だ。

③ 漆黒と深紅のコントラストを、重厚なシルバーが格上げ
ジャケット=ヒューストン シャツ=シュガーケーン パンツ=ディッキーズ シューズ=ヴァンズ 眼鏡=オンデーズ バッグ=スタンダードカリフォルニア 財布=クロムハーツ 腕時計=オメガ ピアス、リング=ともにクロムハーツ ネックレス=タディアンドキング
▶伊藤さんのスナップをすべて見る伊藤圭人さん(38歳)ヒューストンのジャケットに、シュガーケーンの赤チェックシャツを挿し込んだ、深みのあるレイヤード。重くなりがちなダークトーンの着こなしを、インナーの柄一点で鮮やかに中和するセンスが光っている。
ボトムスに据えたディッキーズは、そんな上半身の主張をどっしりと受け止める、頼れるバックスボーンとして機能。で、王道の足元を、オメガの腕時計やクロムハーツ、タディアンドキングといったハイエンドなジュエリーで飾る。わかってらっしゃる。
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