④ 漆黒の足元が導く、ハイエンドな小物使いとテックの共鳴
Tシャツ=ベクターショップ パンツ=ユニクロ シューズ=ニューバランス 眼鏡=レスカルネティエ バッグ=ハイク×ポーター 腕時計=アップル ブレスレット=ティファニー リング=不明
▶村田さんのスナップをすべて見る村田雄介さん(30歳)ベクターショップのTシャツにユニクロのパンツというシンプルな布陣。そこにニューバランスのなかでもテクニカルな造形美が際立つ「1906R」を差し込むことで、装い一気に都会的なスピード感をもたらしている。
脇役たちの豪華な顔ぶれも特筆。レスカ・ルネティエの眼鏡が知的な奥行きを与え、ハイク×ポーターのバッグがモードな空気感を注入。さらに手元のティファニーが放つ高貴な輝きが、スニーカーの持つスポーティさを大人の品格へと引き上げている。

⑤ 伝統と革新のハイブリッド。NBローファーが拓く新境地
ジャケット、Tシャツ=ともにステューシー デニム=リーバイス シューズ=ニューバランス 眼鏡=金子眼鏡 ブレスレット、リング=ともにエルメス
▶岡田さんのスナップをすべて見る岡田健督さん(37歳)ステューシーのジャケットとTシャツが生むストリートの躍動感を、リーバイスのデニムが受け止める。
その足元に、スニーカーの機動力とローファーの端正さを併せ持つニューバランスの意欲作を指名。伝統的なドレスコードを軽やかにハックしたこの一足が、既存のスニーカー派や革靴派といった境界線を鮮やかに消し去っている。
時代の一歩先を行くアイテム選びを、自分流の哲学で完璧に調和させた、まさに最先端のマスターピースだ。

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王道の「2002R」や最新の「1906R」、ローファータイプまで。今回の5名が証明したのは、ニューバランスの包容力そのものだ。
どんなに遠回りをしても、結局はこの履き心地と安心感に戻ってきてしまう。そう、ニューバランスは僕らのファッションにとって、いつでも温かく迎え入れてくれる実家なのだから。