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あらためて言葉と向き合う50代へ


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今年46歳を迎える山口さん。その先にどんな50代を思い描いているのだろうか。最後にそんな未来像について聞いた。

「僕、30代は死ぬほど頑張ったんですよ。40歳になって少し病気も経験して。その後は病と付き合いながら音楽を続ける、という風に40代の前半を過ごしてきました。でも、この年齢になって過去最高のセールスを記録した。ある意味で全盛期のような時期を迎えられたんです」。


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「50代になると、今みたいにチャート1位を狙うとか、アリーナツアーをやるとか、フェスで盛り上げるとか、そういうのではなくなっていく気がしてます。大事になるのは、自分の好きをもっと探求し、やったことのないことに挑戦することなんじゃないかな、と。

自分はもともと文学から入ってきた人間だし、もう一度、言葉としっかり向き合ってみたい。周りには映像を作っている人も多くいるので、40代のうちに音楽以外の人たちからも学んで、50代で何か新しい表現ができたらいいなと思っています」。


完成形にたどり着くことよりも、その手前にある揺らぎや変化にこそ価値がある。進化の途中を楽しめる余裕こそが、大切なのかもしれない。

古末優一=写真 池田鉄平=取材・文

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