④ エンジニアド ガーメンツが生む「熟練のレイヤード」
ジャケット、パーカ=ともにエンジニアドガーメンツ パンツ=ダブルアールエル シューズ=オールデン 帽子=ハイランド2000 バッグ=ヘリテイジレザー 腕時計=アイダブリューシー
▶河野さんのスナップをすべて見る河野幸彦さん(50歳)「エンジニアド ガーメンツ」のジャケットとパーカを同ブランドで重ね、カーゴパンツには「ダブルアールエル(RRL)」を指名。ニューヨークの空気感とヴィンテージへの敬意が混ざり合う、非常に情報量の多いヘビーデューティな着こなしだ。一歩間違えれば重くなりすぎるレイヤードだが、絶妙な丈感の計算により、軽快なリズムを生み出している。
圧巻なのは、そのラフな上半身を「オールデン(Alden)」の革靴で受け止める足元の構成だ。軍パンの裾から覗くコードバンの輝きが、ワークスタイルに圧倒的な気品と重厚感をプラスする。

⑤ 都会派ストリート×ミリタリー
パーカ、シャツ、帽子=すべてシュプリーム パンツ=古着 シューズ=ヴァンズ 眼鏡=ゾフ バッグ=ポーター
▶CHRISさんのスナップをすべて見るCHRISさん(36歳)「シュプリーム」のパーカ、シャツ、キャップを軸に据えた、現代的なストリートスタイルを披露。特筆すべきは、クリーンなトップスに対してボトムスに古着のカーゴパンツをぶつけた点だ。全身を現行のストリートブランドで固めず、あえて本物の古着を取り入れることで、着こなしに奥行きと「こなれ感」を演出している。
足元は柄物「ヴァンズ」で軽快さを出しつつ、バックパックには「ポーター」をセレクトして実用性と信頼感をプラス。さらに、ゾフの眼鏡で顔周りに知的なアクセントを加えることで、ストリート特有のヤンチャさを程よく中和させている。
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武骨な中にも自分らしさを一さじ加える。そんな自由な発想こそが、春のカーゴパンツ攻略の最大の鍵と言えるだろう。