④ ACGの短丈テックが、重厚なレイヤードを軽快なストリートへと変える
ジャケット=エーシージー パーカ=ゴート Tシャツ=ナイキ パンツ=ロスコ シューズ=コンバース 眼鏡=ノチノオプティカル
▶阿部さんのスナップをすべて見る阿部純也さん(28歳)これぞテック系短丈ジャケットの模範解答。ナイキ ACGのコンパクトな着丈を活かし、インナーにはゴートのパーカをレイヤード。裾から覗くフーディーのボリューム感が、短丈ジャケット特有の軽快さを損なうことなく、上半身に奥行きを与えている。
ボトムスにはロスコの軍モノパンツを据え、足元のコンバースでクラシックな着地を。さらにノチノオプティカルの眼鏡で顔回りに高級感を添えることで、武骨なテック&ミリタリースタイルを、大人の余裕漂うアーバンストリートへと昇華させている。
⑤ 重ねるほどに際立つ、計算された短丈のレイヤード・バランス
ジャケット、パンツ=ともにリーバイス ベスト=エルエルビーン パーカ=デリシャス シューズ=ティンバーランド 帽子=不明 眼鏡=レイバン バッグ=マンハッタンポーテージコネクト 腕時計=ロレックス バングル、リング=ともに古着
▶渡邉さんのスナップをすべて見る渡邉正英さん(31歳)オレンジのジャケットもチノーズも実はリーバイス。で、その下にエル・エル・ビーンのベストとデリシャスのパーカを仕込む。重心を腰の高い位置に留めることで、複数のアイテムが重なり合っても全体のシルエットがスマートに引き締まっている。
足元にはティンバーランドを据えて90年代の空気感を漂わせつつ、手元のロレックスやレイバンの眼鏡で大人の品格をプラス。多種多様なルーツを持つギアたちも、短丈という共通のルールのもとで見事な統一感を放っている。
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丈が短いからこそ、インナーの裾やパンツのシルエットが際立ち、自分だけの個性が顔を出す。この春、鏡の前で迷ったら、まずはその裾を上げてみる。それだけで、いつもの景色が少し違って見えるはずだ。