自分も子供も「好きを楽しみつつ、やることはやる」

仕事でも多忙な日々を送る遠藤さんだが、家ではふたりの息子のパパという顔を持つ。休日の過ごし方を聞くと、「アクティブなママが家族の休日の主導権を握ってます(笑)」という。
「ママがアクティブで外遊びが好きなので、ママが提案してくれるいろんなアウトドアイベントに僕と息子たちの男連中がついていく感じです。いちご狩り、そば打ち、川遊び……結構いろんなところに行ってる家族だと思いますよ」。
子供達はキャンプも行きたいようだが「パパはまだ『面倒を楽しみ行く』みたいな楽しさはわからないかな……」との本音も。等身大の遠藤さんらしくて微笑ましい。
アクティブな遊びはママ主導だが、その分野球やゴルフといったスポーツに関しては、元球児の遠藤さんが熱心に指導するという。
家族での買い物に関してはどうだろう。よく行くお店を聞くと、遠藤さんらしい回答が返ってきた。
「最近好きなのは、子供と一緒に行くニコアンドですね。服とか雑貨とかいろんな商品があって大人も子供も楽しいし、安くて良い物とか、おトクになってるセール品とかを子供とワイワイチェックするのって楽しいじゃないですか」。
しかしそこでも、遠藤さんの“好き”を大事にする買い物をクセが出てしまうという。

「これいい!って気に入った服を見つけたら、その場でシャツでもパンツでも全部着替えて帰ることがあるんです。だって、今気に入ったんだから、今すぐ楽しみたいじゃないですか。
買って帰って、家で改めて着てみて『あ、なんか微妙かも……』ってなるのがいちばん嫌なんですよ(笑)。なので『タグも切ってください! 返品できなくて大丈夫です!』とお店の試着室で上下全部着替えたりして。家族は呆れてるかもしれません」。
子供たちのファッションに関しては、「今はまだママが選んでいますが、そろそろふたりも大きくなってきたので、そのうち子供たちが『パパの帽子、借りるね』なんて言われたら最高ですね。逆に僕が子供の服を借りるのもいいな。楽しみですね」と目を細める。
直感的な“好き”を大切にファッションを楽しむ父の背中は、きっと2人の息子さんにも独自の“好き”を育てていくだろう。

「理想の父親像ですか?……難しいですね(笑)。まず最初に大事なのは、家族にちゃんとご飯を食べさせること。しっかり働いて路頭に迷わせないことですかね。あとは家事。どうしても家を空けることも多い仕事ですが、家のことはしっかりやりたい。
子供たちも好きなことを楽しみながら、やることはキチンとやる男になってほしいな……。めちゃくちゃ普通のことですが、こんなんで大丈夫ですかね(笑)」。

少年時代のとんねるずへの憧れとビー・バップなスピリットを胸に、今の自分が“好き”と思える服を着て、家族との時間を楽しむ。遠藤章造というパパのスタイルは、とても直感的で、とても人間臭い。
その姿は、世のパパたちに「もっと気楽に、自分らしく楽しもうぜ」と語りかけているようにも見えた。