韓国で母とともに平壌冷麺店をオープン
韓国籍を取得し、ソウルで税理士の資格を取得。仕事を続けているうちに、母親と弟もあとを追うようにして北朝鮮から韓国へと渡ってきた。
「お母さんは北朝鮮時代から飲食店をしていて、料理もできる。それで一緒に平壌冷麺の店をだすことにしました。参考にと食べに行った焼肉屋のオーナーが夫なんです」。

発売したばかりのヨンヒさんの著書『愛の平壌冷麺』(徳間書店)。これまでのストーリーや家族のことも描かれている。
コロナ禍もあって、ソウルにある「ソルヌン」を一緒にやるようになったヨンヒさん夫婦はお母さんからレシピを受け継いだ。ソウル店にも日本人の客がたくさん訪れるようになったことから、2号店を勝又さんの地元、稲毛区で出すことにしたのだ。
あっさりスープがクセになる看板メニュー「平壌冷麺」
平壌水冷麺(1200円)
看板メニューである平壌冷麺の麺には蕎麦粉を使用。あっさりした牛骨スープに具を混ぜながら食べるのが王道だ。
「冷麺というのは家庭じゃなくて、店で食べるもの。平壌には国がやっている冷麺の店がいっぱいあるんです。冷麺屋で働く知り合いがいたらタダ同然で食べられる。私は平壌にいた頃は、毎日のように食べていましたね」。
ピョンヤンオンバン(1200円)
もう一つのおすすめメニューが平壌オンバン=北朝鮮式の参鶏湯(サムゲタン)。トッピングにチヂミが一枚のっているのが北朝鮮式だ。ネギやにんにくに加えて漢方5種類が鶏肉と煮込まれている滋養のある一品。冷えるときや風邪を引いたときにもおすすめ。
緑豆チヂミ(1000円)
緑豆をすり潰して生地に入れ込んだチヂミ。もちっとした生地に特製のタレがまた旨味を倍増させる。

ランチは平壌冷麺、ピョンヤンオンバン以外にもビビン冷麺やユッケジャンも注文できる。夜営業ではランチメニューにプラスして韓国焼肉も楽しめる。
キムチ(250円)
店は3月で丸2年を迎え、リピーターや常連さんからも愛されているが、まだまだ勢いに乗っているようだ。
「今はうちの自慢のキムチをスーパーで買えるように準備しています。いつかはキムチ工場を作りたいですけどね」。
平壌冷麺 ソルヌン
住所:千葉県千葉市稲毛区稲毛2丁目5−27電話:043-216-2866営業:11:30〜14:00(L.O.13:30)/17:00〜21:00(L.O.19:45)定休日:水曜・日曜・不定休Instagram@sulnoon_jp