【写真11点】「どこのパンツ?と聞きたくなるグッドシルエット」の詳細を写真でチェックコーディネイトの印象を決定づけるのは、トップスのデザインよりも、むしろボトムスの美しいシルエットだ。
近年、緻密なパターンメイキングと上質な素材使いで、街の大人たちから熱狂的な支持を集めているのが「日本発のブランド」が手掛けるパンツである。日本人の体型を深く理解し、穿く人の立ち姿や歩く姿を最も美しく見せるためのこだわりが、一本のパンツに凝縮されている。世界に誇るジャパンブランドの名作を、大人たちはどう穿きこなしているのか。その秀逸なシルエット作りの極意に迫る。
① 洗練されたシルエットが際立つブランド合わせ
ジャケット、ニット、パンツ=すべてシュタイン シューズ=サロモン バッグ=ロンハーマン 腕時計=ロレックス ブレスレット、リング=共にノーブランド
▶酒井さんのスナップをすべて見る酒井さん(45歳)ジャケットからニット、ボトムスに至るまで、全身をシュタインで構築した洗練のスタイル。緻密なパターンメイキングから生まれるパンツの美しいシルエットが、装い全体に圧倒的な品格と大人の余裕をもたらしている。足元にはサロモンを合わせてスポーティな抜け感を作り、ロンハーマンのバッグやロレックスの腕時計でクラス感を高めた。

② 個性派アウターを美しく支える、名作パンツの包容力
ジャケット=オールドパーク パンツ=ニードルズ シューズ=ラッセルモカシン 帽子、眼鏡=ともに古着 ベルト=パラボラ ブレスレット=ナバホ
▶椿原さんのスナップをすべて見る椿原幸樹さん(32歳)独特な世界観を持つオールドパークのジャケットに対し、ボトムスには高い支持を集めるニードルズのパンツをセレクト。計算されたシルエットが、個性的なトップスの存在感をしっかりと受け止め、バランスの取れた着こなしへと昇華させている。足元にはラッセルモカシンのシューズを据え、古着の小物たちとともにアメカジの深みを堪能する装いだ。

③ 素材の美しさを全身で味わう、リラクシングなセットアップ
ジャケット、パンツ=ともにコモリ Tシャツ=ノーブランド スニーカー=ニューバランス 腕時計=アップル
▶佐々木さんのスナップをすべて見る佐々木昴平さん(33歳)上質な日常着として絶大な人気を誇る、コモリのアイテムを用いたセットアップスタイル。空気を含んだような独特のシルエットを持つパンツが、気負わない大人のリラックス感を体現している。インナーはシンプルなTシャツに留め、足元のニューバランスで軽快さをプラス。アイテムそのものが持つ生地の美しさとドレープを存分に生かした着こなしである。

④ 美しいワイドシルエットが、都会的な装いにリズムを刻む
ジャケット、シャツ=ともにエヌハリウッドコンパイル パンツ=グラフペーパー シューズ=ミズノ 眼鏡=ジンズ 腕時計=スカーゲン
▶東さんのスナップをすべて見る東 和宏さん(38歳)エヌハリウッドコンパイルの端正なジャケットとシャツの組み合わせ。その下半身を支えるのが、計算し尽くされたワイドシルエットが魅力のグラフペーパーのパンツだ。トップスの上品さをキープしながらも、ボトムスに心地よいボリュームを持たせることで現代的なバランスを生み出している。足元のミズノやジンズの眼鏡で、知的なスマートさを添えた。

⑤ スポーティと洗練が交差する、現代のユニフォーム
ジャケット、パンツ=ともにエンノイ サングラス=アイヴァン 腕時計=アップル スニーカー=ニューバランス
▶児玉さんのスナップをすべて見る児玉卓也さんアクティブなシーンから街歩きまでシームレスに対応する、エンノイのジャケットとパンツのセットアップ。スポーティなアイテムでありながら、緻密に計算されたパンツのシルエットのおかげで決してルーズにならず、洗練された都会的なムードを放っている。アイヴァンのサングラスで顔まわりを引き締め、ニューバランスのスニーカーで足取りを軽くした。
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今回登場した着こなしに共通しているのは、ボトムスが持つ「シルエットの美しさ」が、装い全体の完成度を飛躍的に高めているという事実だ。
確かなモノ作りを背景に持つ日本生まれのパンツは、どんなアイテムと合わせても、大人の品格をしっかりと保ってくれる。トップスの重ね着が少なくなるこれからの季節こそ、パンツのシルエットが持つ力がより一層試される時。自身の体型を美しく見せてくれる至極の一本を見つけ、新しい季節の街へ颯爽と繰り出してみてはいかがだろうか。