
春の訪れとともに袖を通したくなるチェックシャツ。だが、あまり無造作に合わせてしまうと、時に子供っぽく、あるいは野暮ったくも見えてしまう難儀なアイテムでもある。
寒暖差の激しいこの時季、洒落者たちはどう重ね、どう見せているのか。レイヤードの妙技が光る、春のチェック使いをチェック!
【写真6点】「春の『チェックシャツ』コーデ好例5選!」の詳細を写真でチェック① ウールリッチの重奏に、古着のチェックで奥行きを出す
ジャケット、ベスト=ともにウールリッチ シャツ、パンツ=ともに古着 シューズ=エンダースキーマ 眼鏡=エイチオプティカル バッグ=エルエルビーン リング=ビリーブインミラクル
▶︎奥野さんのスナップをすべて見る奥野 奨さん(26歳)ウールリッチのジャケットとベストを同ブランドで重ねた、機能美溢れるヘビーデューティな上半身。そのインナーに古着のチェックシャツを挿すことで、ワークな佇まいに春らしい軽快なリズムと色彩をプラスしている。
ボトムスも古着で揃えつつ、足元にはエンダースキーマのレザーシューズを指名。エイチオプティカルの眼鏡やビリーブインミラクルの一点モノのリングなど、顔回りと手元に現代的なエッジを効かせることで、ヴィンテージの風合いを古臭さではなく渋さへと昇華させている。
② ビックマックの存在感を、ワークブランドの三段活用で男らしく
Gジャン=リーバイス シャツ=ビックマック カットソー=シアーズ Tシャツ=ヘインズ パンツ=ベンデイビス シューズ=ブローム 眼鏡=アメリカンオプティカル 腕時計=タイメックス リング=不明
▶︎tatsuさんのスナップをすべて見るtatsuさん(31歳)ビックマックのチェックシャツを羽織り、インナーにはシアーズのカットソー、さらにその下にはヘインズのTシャツを忍ばせた。手にはリーバイスのGジャン。このレイヤード術こそ、春先の激しい寒暖差をスマートに、かつタフに乗り切るための模範解答だ。
下半身にはベンデイビスのワークパンツを合わせつつ、足元にブロームのシューズを持ってくることで、コテコテな古着スタイルに現代的なストリートのニュアンスを注入。質実剛健な小物のチョイスも、見事な統一感を見せている。
③ タウンクラフトのオンブレを、ゴローズの銀細工で「男」の佇まいへ
シャツ=タウンクラフト カットソー=ノーブランド パンツ=ラディアル シューズ=レッドウィング 眼鏡=ユニクロ バッグ、ネックレス、リング=すべてゴローズ
▶︎YUさんのスナップをすべて見るYUさん(31歳)タウンクラフトのチェックシャツを主軸に、ラディアルのパンツとレッドウィングのブーツで下半身を固めた。このアメリカン・ワークの骨太な骨格にブラックのカットソーをさらりと挿すことで、チェックの柄を存分に際立たせている。
白眉なのは、ネックレスからリング、さらにバッグに至るまでゴローズで統一した圧巻のアクセサリー使いだ。ワイルドなワークスタイルに、伝説的な銀細工とレザーの質感が加わることで、装いに唯一無二の深みと色気を宿らせている。
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