スウェットライクなデザインを取り入れたラグラン袖のカットソーにクロップドパンツを合わせたスタイリング。ウール混の生地らしい落ち感と気品溢れる表情により、上品な大人の雰囲気が漂っている。クルーネック3万800円、クロップドパンツ3万800円、肩に掛けたフーディー3万3000円/すべてベネクス フォー ウールラボ(ベネクス 046-200-9288)
今や群雄割拠の時代となった“リカバリーウェア”だが、2010年にリカバリーウェアという単語を創った「ベネクス」は、業界のリードオフマンだ。
彼らがこのたび、画期的な新作で我々のライフスタイルに改めてイノベーションを起こす。
素材開発1年以上の日本製。天然のメリノウールに独自テクノロジーを練り込むことで得られる快適性と効果は、段違いである。
リカバリーウェア界のロールス・ロイス、本領発揮

着るだけで血行促進、疲労回復。そんなコピーが付いた服を目にする機会が増えている。働き盛りの世代にとって、これほど魅力的な言葉はない“リカバリーウェア”である。そのシーンのパイオニアが、何を隠そう「ベネクス」なのだ。

リラックス効果を謳う類似ブランドのアイテムは数あれど、決定的な違いは独自のテクノロジーとエビデンス。ベネクスは2010年、東海大学、神奈川県との産学公連携事業として休養時専用ウェアの開発に着手。
以後、数々の賞やアワードの受賞を重ね、日本代表をはじめとするアスリートたちに愛用される実績も持つ。業界のロールス・ロイス、と例えた理由はまさにここにある。

さて、前置きが少々長くなったが、そんなベネクスと本誌がタッグを組んで“究極の癒やし服”を提案したのが24年12月号。今回、当時の完成度をさらに上回る新たなラインナップが完成した。尾州で紡績したメリノウール混の生地を使った贅沢な日常着・7型だ。
特筆すべきは、尾州のウールのプロフェッショナル「ウールラボ」と手を組んで共同開発したスペシャルプロダクトであること。


テーマは“天然繊維と独自技術の融合”。両者の長所をハイブリッドした二層構造のオリジナル生地がきわめて革新的といえる。
上質なスーツなどに使われるスーパー140’Sクラスの生地といえば、その繊細さが伝わるだろうか。本来、性質の異なる天然ウールと機能繊維を美しく、かつ高機能に編み立てるのは難しいのだが、緻密な度目調整を重ねることにより、機能性と風合いを高次元で両立させている。

そしてもちろん、生地を開発して終わりではない。こちらのスタイリングを見れば一目瞭然。リカバリーウェアにありがちな“部屋着感”がなく、大人がファッションとして楽しめる一着に仕上がっているのがわかる。

聞けば、ベネクスのアドバイザーとして関わっている種市暁さん(連載「種カジのタネあかし」でお馴染み)が裏方のディレクション役でご活躍とのこと。さすが、リラックス感がありながら、大人っぽいムードも漂う絶妙なバランスだ。

リカバリーウェアを上質な大人の暮らしに寄り添う服として提案するベネクス。今回の新作はウールの紡績から編み立て、縫製までをメイド・イン・ジャパンにこだわった逸品。
さすが業界の先駆者らしい、日本発クワイエットラグジュアリー&ライフスタイル目線で楽しむ休息着という新たな価値観をぜひ堪能してほしい。
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