愛用して、真に実感。花も実もある「アルピニスト メカニカル」の唯一性

服好き、人好き、仕事好き。好奇心旺盛に日々走り回り、公私で“好き”に囲まれた生活を送るOCEANS統括編集長、原 亮太。その敏感なアンテナは、セイコー プロスペックスが誇る由緒正しいツールウォッチ「アルピニスト メカニカル」にもビビッと反応している。
「以前から存在は知っていましたが、実際にアルピニストを身に着け始めたのは今から3年ほど前。セイコーウオッチの担当者さんと、OCEANSのイベントでセイコー プロスペックスのトークショーをさせてもらったのがきっかけです。以降、なくてはならない一本になりました」

現在、原が所有する時計は全部で10本ほど。誰もが知るスイス製の機械式時計から、タフに遊べるカジュアルウォッチまで。厳選の基準は、「まずコーディネイトありき」だ。
「時計は、宝飾とは別の装飾品だと思っています。僕にとっては、ファッションの延長線上でデザインを楽しむもの。だから、毎日同じ時計を身に着けたりはしません」
そのうえで、「見た目の良さだけじゃ物足りない」と原。今日も腕元に巻かれた“先代”のアルピニストを愛おしそうに触りながら、時計選びのさらなる肝要にも触れる。

「ブランドの考え方とか、歴史やストーリー。そういった、時計が持つバックボーンこそが身に着ける喜びに変わっていくんです。アルピニストには、重厚な背景があります。原点は、1959年リリースのローレル アルピニスト。機密性の高いスクリューバックなどを備えた、アウトドアシーンに対応する本格的なツールウォッチです。
セイコーのプロスペックスには国産初のダイバーズの系譜を継ぐ海の時計もラインナップされていますが、山の時計としてはアルピニストが圧倒的。戦後のアウトドアアクティビティ需要に対する、迅速なアンサーだと思います。アウトドアウェアのブランドと比べても反応が早いし、そのスタンスが格好いい。パタゴニアの創業だって1973年ですからね」
レジャーブームの到来に先駆け、1959年に生まれた「ローレル アルピニスト」。タフなスクリューバックや夜光塗料が塗布された針&インデックスを備えた、セイコースポーツウォッチの原点となるモデル。
いい大人を満足させる、確かなルックスとバックボーン。そしてもうひとつ。原はより自分好みに近付けるため、名機に少々のアレンジを加えている。
市販のNATOストラップに付け替えて、第3世代のグリーンダイヤルを愛用する原。タフなナイロンストラップながら、ヘビーローテーションゆえに少々のスレが。その味わいが、タフウォッチの矜持ともリンクする。
「ダイヤルデザインがすごく好きで。もともとのかっちりしたレザーベルトも好みだったけれど、もう少しカジュアルに着けこなしたい気分になって、しばらくしてからNATOストラップに替えました。ロイヤルグリーンを思わせるダイヤルの色に合わせて、市販のNATOストラップをチョイス。シーンを問わず本当によく頼っているから、光沢は少し落ちてきました。でもそれもまた、いい具合でしょ?」
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