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「JOHN LOBB」
専用ボックスに添えられた、直筆サインが入ったメッセージ


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ミリ単位でサイズを計測し、アッパーやソールの素材・デザインを選び、シゲの木を手作業で削った専用のラストを元に形作られていくビスポーク。無二の革靴にまつわる一連のあれこれは、ラグジュアリーな買い物体験の筆頭だ。

ジョンロブであればなおさら。1866年に創業した名家は、既成靴の門戸を1982年に開いた“ばかり”。輝かしい歴史の大部分は、限られた顧客のオーダーノートに記されているのだ。まさに一生に一度は経験したい、レザーシューズの王による最高の仕立て。

ビスポークは旗艦店となる丸の内店など、限られた一部の店舗でオーダー可能だが、完成品を受け取るために訪れるのは数回にわたる。1度目は足の計測やモデルと素材の選択。2度目は完璧なフィッティングになるように、仮縫いのシューズを試し履きをし、最終調整。そして3回目にして完成品を受け取れる。
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訪れるたびに交わされる熟練スタッフとのコミュニケーションは、物質的な喜び以上のものを与えてくれるだろう。シューケア方法など、これからの靴との付き合い方も丁寧に教えてくれる。こういった過程にこそビスポークの醍醐味があるともいえる。

実はビスポーク体験の結びに、さらなるオンリーワンが用意される。ビスポークを証明する専用ボックスを開けると、至高の一足のそばに一通のカードが。そのメッセージの冒頭には、CEOの直筆であなたの名前が記される。

最上階へと踏み出した大人の一歩を祝う、ブランドからの気の利いたアンサー。これ以上の喜びがあるだろうか。
ジョンロブ 丸の内
住所:東京都千代田区丸の内3-3-1
電話番号:03-6267-6011
営業:11:00〜19:30(日曜日は19:00まで)

「GRAND SEIKO」
オーナーズクラブの存在が、安心と喜びを広げる

※写真の時計は現在は製造を終了しています。

※写真の時計は現在は製造を終了しています。


いい時計の本質は何か。正確な計時、優れたデザイン、ブランドの品格。結局、答えは人それぞれだと思う。日本随一のウォッチブランドたるグランドセイコーは、そのすべてをこともなげに網羅する。

力強くも規則正しく進む時計の針は、先行き不透明な現在にあってひと際説得力を増す。そして、購入者同士をつなげる会員組織「GS9 Club」の存在が、安心と喜びの輪をさらに広げてくれる。

会員の特典としてファクトリーツアーをはじめとする、めくるめく体験がスタンバイするほか、専用のWEBサイトへのアクセスが可能に。また、会員しか購入できない限定モデルがリリースされることも。

例えばこの写真の時計、専用WEBサイトの編集長を務める安藤夏樹さんとセイコーウオッチ社員が手掛けたモデルも、そのひとつ。そういえば以前、安藤さんはOCEANSの取材で「時計は最高のコミュニケーションツール」と語っていた。なるほど、見事なまでの有言実行だ。

「GS9 Club」の入会はブティックやサロンなどの直営店での購入が条件だが、店舗によって特徴が異なるためそれぞれの“店舗体験”を得られる。だから、どの店で購入するかも楽しみのひとつになる。

例えば、フラッグシップブティック 銀座では、貴重なヒストリカルモデルを多数展示し、ブランドの歴史を追体験できる。もうひとつのフラッグシップである銀座並木通りでは、逆に、未来へと続くグランドセイコーの世界観がテーマに。

オーナーになるということは、ブランドの価値に共感するということ。であれば、なおさらショップで買い物をすることの意味が出てくるのではないだろうか。
グランドセイコー フラッグシップブティック 銀座並木通り
住所:東京都中央区銀座6-6-5
電話番号:03-6228-5918
営業:11:00〜19:00

OCEANS4月「Shopping Manual」号から抜粋。さらに読むなら本誌をチェック

山本雄生=写真 来田拓也=スタイリング 増山直樹=文

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